今日は子ども達2人を連れて
御蒔絵やまうちさんの工房で蒔絵体験をしてきました。
本漆の器に本漆で蒔絵。
絵を描くのが好きな2人だけど
蒔絵はまた違う楽しさと、むずかしさ。
こんな風に小指を立てて
筆遣いはこうやるんだよ。
丁寧に教えて下さる山内さん。
息子も一生懸命、きれいに書くコツをまねようと頑張ってました。
まだ手も小さく、集中力のない娘も
一生懸命描いています。
こまごました物をちょこっとずつ描いては
「次はこれ描くの」「次はこの色」と言えば
「ちょっと待ってね~」と優しい声掛けで色漆を出して下さいます。
顔を出そうか悩んだんだけど…^^;
二人とも綺麗な花火が描けました!
漆器は生き物と言います。
買った時にも艶やかな漆器ですが、
使えば使うほど艶が増します。
扱いにくいと思って一年に1回しか出さなければ100年も持つかもしれません。
けれど、同じ100回でも1日3食使えばたった約1ヶ月ちょっと。
布にくるみ、大切に木の箱に入れて仕舞うより
毎日自分で蒔絵をした器にお味噌汁を入れて
楽しい思い出と一緒に頂いた方がなんだかワクワク!
漆器は壊れにくいと言っても
ガラスや陶磁器と同じ。
落とせば割れるし、ぶつければ欠ける。
でも、漆器は直せるの。
割れたり欠けたら金継。
そして、そうやって一生使える、直す価値のある器を
彼と彼女は今日手に入れました。
数年前まで、自宅の食器棚には子供が落としても割れないプラスチックや
割れても困らない安い食器ばかりだった我が家。
プラスチックや安い食器が悪いわけじゃない。
けれど、今、我が家の食器棚を開ければ
大切な思い出と一緒に暮らしてきた食器たちばかり。
一緒に育つ。
一緒に育てる器を
是非お子さんが産まれた時から…。
蒔絵体験をやっています。¥5000~
(本漆なので漆に弱い方はご注意くださいね。)
〒965-0042 会津若松市大町1-5-23
℡/Fax 0242-22-6493
そういえば…
蒔絵体験してみたいけれど、いきなり職人さんに連絡取るのは気が引ける…
行ったことが無いから、なんだか不安…
そんな方っているのかな?
ちょっと聞いてみたいな…なんてことがあれば
私で良ければ気軽に聞いて下さいね^^