淡泊

 僕の文章は幾重にも語彙や修辞が錯雑したものから淡泊なものになった。僕だってブログ―なんだ。1000記事以上を誇る百戦錬磨のブロガーなんだ。文体を変える事くらいどうってことはない。僕は頑張って生きている。今も笑顔で生きている。僕のような有望な男は生きるべきだ。日本には僕が必要だ。僕と言う恒星の存在が。周囲を明るく照らし出す存在が。僕はそうしなければ他に生きていく選択肢はない。僕はもっともっと高みを目指さないといけない。その中には酷い作品、何を書いているのか分からない作品、素晴らしい作品がある。僕はどうしてでも予備の力を使っても構わないからこのブログのフォロワーを得たい。僕は統合失調症ではあるがだからこそその持ち味を生かせると思う。統合失調の部分だけでも巧みに利用すれば秀逸な劇画の如くセンセーショナルである。誰もまだ統合失調症の深淵をありのままに表現した者は少ない。僕が先駆者となり、多くの人の希望の星になりたい。文体は淡白で、発信内容にも一抹の乏しさ、ユーモアの欠乏があるかも知れないが頑張らないと。悪い、猪突猛進に遠慮もなく僕を傷つける奴は避けていかないといけない。これほどまでに僕の文章が分かりやすくなるとは思わなかった。昔は三島のように書く事に、瑞々しく聡明で、教養の衒学的なあの筆力に憧憬があり、彼を模倣していたがあんな絢爛豪華さがなくても僕は最大版図まで自分の作品を広げる事が出来る。そう信じている。