ファラデーは史上最高の実験家と言われても申し分のない程の理論と実験を重ねていった。彼は高等学問を受けられなかった貧しい家の出身である。しかし科学への情熱は絶やさなかった。また彼は敬虔な宗教の使徒であった。彼の宗教観によれば神が中枢にいてそれらの周囲の円の中に真理の秩序があるのだと言ったらしい。マクスウェルは彼の良い友人だった。理系の大学生であればマクスウェル方程式なんてのも習ったりするだろう。電磁気学においてマクスウェルはファラデーの友人であり、弟子だった。電気と磁気の関係はその後のアインシュタインの相対性理論でも登場する概念だ。光の速度が不変であると軸において、そこから理論をアインシュタインは展開したのだ。光速度不変の原理というものだ。またアインシュタインは光電効果の理論、ブラウン運動の理論などを26歳で展開した。そうして科学技術や学問は継続して発展してきた。今の日常生活においても先達の大きな功績がベースになりたっている。不平不満がある場合は自分で学問研究をして社会を変えれば良い。ファラデーのように学歴がなくても有名になれる、偉人になれる可能性はある。決して夢を諦めてはいけないなんて偽善だが、夢に向かって獅子奮迅に向かったその心の強さは拍手喝采に値するものだ。