僕の身長への悩みは消えつつある。僕はチビではないし、周囲との比較で巨人にも見えたりする。一日に身長が縮むと言っても、ごく僅かであろう。僕をデカイだとか、プロレスラーだとか、ジャイアント馬場だとか、言われたりするし。デカッと驚かれる事もあった。最近は驚かれるのも少なくなったがそれは単に外出の機会が減ったからか、周囲が慣れてきたからであろう。如何に巨人であっても、出会った都度驚くのはおよそ大人のする事ではない。それも周囲は分かっているのかも知れない。そもそも僕の見聞が、幻聴でない可能性もある。僕は統合失調症だから自分の中で捏造したものを事実として受け止めてしまう悪癖がある。ポジティブな事、褒め言葉も幻聴であったとすればそれを信じ、自信を持つのも悪い事ではないと訪問看護の人が言っていた。悩みが消えつつある。僕は大丈夫だ。チビではない、不細工でもない。これはしきりに僕が言われてきた事だ。懇意な彼らの言葉を信じなくて何になろうか。僕は愛する者を信じる。自信がなくても彼らの言葉なら、僕は受け入れないといけない。無論、罵詈雑言や不快な事は受け入れる必要はないのだが。しかし、これも社会活動の原動力であるだろう。吉凶禍福を担ぐ、僕の言葉の羅列、文章。それをここに残した。