多くの本を僕は読んできた。貪り読んできたと言っても過言ではない。僕の将来のアウトプットの為に頑張ってきた。恥辱にまみれた幻聴生活、それは確かに激甚の苦痛を伴うものであるが。統合失調症との縁故は僕にはないように思われるだしぬけにあらわれた。僕の活動に薫陶を受ける人がいれば良いと思う。しきりに同じことを反芻し、発信していくのが僕の目下の日常である。僕はユーモア精神がない、太宰治はあったようだが。僕は頑張ってはいるが努力では及ばない領域もある。統合失調症として筋金入りの僕はやはり個性的ではあるのだろう。才能があるとも言われる。伸びしろが滅茶苦茶あるとも言われる。僕の文章表現は精密なものではない、粗雑で粗悪で劣悪で、拙劣な僕である。また僕はこの一人称の「僕」にも気に入っている。僕の生命の証左。淪落と昏睡の最果て。統合失調症なんて馬鹿みたいな病気だ。僕はこの存在に縛られている。跳梁し、巨大になった統合失調症というコンセプト。僕はどう頑張ってもこれから足を洗う事は出来ない。いたたまれない、やるせない。僕は本当にしんどい。そのしんどさを同病のみならず多くの人々の胸に届いて欲しい。僕も人を笑わせるような突拍子もない事を、その諧謔の電光石火を露呈させていきたい。