過去の僕の文章はとても拙劣で見るに堪えない。それだけ僕は成長したという事だ。そこは誇りに思って良い。僕はこれまで様々な記事を書いてきた。その巧拙は各々違う。中途半端なコンディションの時に書いた記事は今でもやはり見るに堪えない。また僕は今日から一週間、仕事を休む事にした。そうする事で心理的な重圧から解放されようとしたのだ。他の人も気軽に休んでいる。B型作業所とは元来そういう場所だ。むごたらしい社会関係とは一線を画した概念なのだ。身を裂かれるような悩みに直面すれば遠慮せず、休めば良い。まあともかく、僕はそういう訳でこのブログの記事を書いている。今日は記事を書き続けるつもりだ。記事数も800を超えたし、自信もついてきた。また僕はもりのこどくさんというブイチューバ―のエッセイを読んだ。しっかりした文体で、馴染みやすいと感じた。僕も彼女から学べることは多い筈だ。彼女は僕よりも年下なのによくあんなにハキハキといられるものだ。でも彼女も僕も同じ統合失調症である。統合失調症は不治の病とされていて、したがって完治はなく、症状をコントロール或いは消失した寛解というコンセプトがあるのみだ。それはこどくさんのエッセイでも書かれていた。僕のブログも彼女と同じく闘病記であり、備忘録である。どうにかして懸命に生きようとしている。もがいている。いつか統合失調症のみならず真面目で優しい人間が報われる世の中になれば良いと思う。また僕は昨日は本当にしんどかった。ずっと作業所を辞める事を考えていた。しかし今の作業所は非常に恵まれている。辞めるのにはもったいないし、辞めた後にどうするかは判断しかねている。したがって僕は一週間程度休む連絡を職場にいれた。もしかしたらこれは僕の体調に合わせて伸びるかも知れない、つまり休みの時期が伸びるかも知れない。それでも前向きに笑顔で生きていいきたい。僕は統合失調症の泰斗になりたい。清澄な言葉を話す時もあれば、大弁舌が猛威を振るう場合もある、周囲の人間はまともに僕に関わっていれば疲労困憊してしまう事は免れない。

 

 僕は統合失調症という事で不利益を被っている。健常者のように元気に長時間働くのも不可能だ。僕は筋金入りの易疲労者なのだ。また僕は昨日ランボーのイリュミナシオンをキンドルで購入した。意味深かつ流麗な詩的言辞に僕は圧倒された。しかし地獄の季節に比べてイリュミナシオンはより抽象的だった。僕は一晩でその本を読むことが出来た。ランボーのような早熟な詩人には僕はなれなかったが彼から影響を受けた文章でこの世を照らしていきたいと思っている。