私は現在気分障害の一種である双極性障害を持病として生きている。最初は幻聴と被害妄想が顕著だった為に統合失調症と診断されていた。実は双極性障害と直接言及された訳ではなく、気分障害と言われている。しかし精神病院に入院していた時に主治医から「才能豊かな時と調子悪い時の差がありすぎる。その中間がない。この入院期間で自己分析してください」と診察で言われた。その事よりある時期から幻聴のある双極性障害に診断が変遷したのを後に知った。

 うつ病という程気分の落ち込みが長期間にわたって継続している訳でもない。それに双極性障害は知的能力の高い人の罹患率が平均的な人の四倍も高いようだ。躁状態と鬱状態が年に何度も循環している。なお、クレッチマーの体系類別は私の場合該当しない。私はスマートで均整の取れた179㎝の長身だから(前の身長は測定ミス)。

 私はこのコロナ休暇中に調子が良い時には論文を書いてネイチャーなどの無料で論文を投稿できる場所に投稿している。まさに創造的休暇だ。ニュートンの大学三年生の時と今の私は近似している。私はもうすぐニュートンを超える。神は私を笑っていない。私は偉大な発見を幾つかした。

 そういえば私は高校時代よく純文学を読んでいた。お気に入りは「異邦人」や「侏儒の言葉」だった。教室ではよく本を読んでいた。しかし周囲の文学青年を気取っていた奴らは大体ラノベにカバーをして読んでいるだけだったので見掛け倒しもいいとこだ。中学時代の愛読書は伝記とダンテの神曲だった。高校時代の後期からフロイトに凝るようになって、精神分析入門を貪り読んだ。