ワゴンのウォッシャータンクは、ずっと空っぽのままとなってました。

ワゴン入手後に補修をして液を満たしておいたんですが、隙間や亀裂から蒸発したようです。

9年振りに手を入れてやります。

 

外してみると

汚いですね…。

前回の補修で亀裂部分にはパテを入れてあるんですが、

右側は亀裂がはいったままの状態です。

上蓋の取り付けネジの穴から亀裂が広がっています。

上蓋を外してみます。

濃縮された液が残ってました。

中にあるカスはパテの残骸です。水分、熱と振動で剥がれ落ちてしまったようです。

蓋の裏側にある、モーターケースの取り付けネジが錆びまくってます。

ペンチでつまんで何とか外すことが出来ました。

亀裂にはアロンアルファを流し込んでおきました。

今回はステンレスのネジを使います。

 

欠損した部分にパテを盛ります。

純正の隙間テープも、一旦外して洗ってから、両面テープで貼りなおします。

厚みのある両面テープで気密性を上げてやります。

 

外側も綺麗にして。

車両に戻して液を入れて完成。

ですが、ウォッシャー液を使うことはないでしょうね…。車検用です。

前回の続き、ようやく取り付けです。

今回もお見苦しい写真が続きます、ご勘弁を。

簡単そうなリヤゲートから始めました。
まず、車両から取り外します。
焼けと汚れで劣化した生地と錆びた骨組みで外してる最中から粉まみれになります。

生地を剥がします。
骨の形を整えて

交換する生地を巻きつけていきます。
縮んでる上にカーブなどもあるんで、マスキングテープで仮止めしながら作業します。
1本を留めるのに小一時間かかりました、、。

車両側にも仮止めしながら取り付けます。
写真では、いきなり運転席ですが、こんな感じで全ての開口部を取り替えます。
開口部には十数センチ毎にクリップが挟み込んであります。
クリップの室内側の角に、生地を巻いた骨の爪を引っかけて取り付けます。
生地がたわまないように、骨にしっかりと巻き込みながら取り付けます。

しかし特にコーナーは作業し辛いですね。
アールが付くので布が剥がれてきます。
何とか生地を折り込んで取り付けました。

ドア1箇所あたり1時間では終わりません。
何度もやり直しながら、2日がかりで全5箇所を交換しました。


ということで、ビフォーアフターです。

リヤゲートはこんな感じでした。
よく擦れる場所は生地が残ってません。

何ともみすぼらしいですよね。

張り替え後
リヤゲートは比較的スムーズに作業できました。

生地を継ぎ足してるんで、焼け具合によって色が変わってしまってます。
1本丸々取れるほどマトモな生地はありませんから、どの箇所もこんな感じです。

運転席 ビフォー
ここが一番すれてます。

アフター
前ドア2箇所は、焼けが少なく比較的緑色が残ってる生地を使いました。
運転中、視界に入ってくる場所にも破れて骨が見えてる場所もあったんで、とても気になってたんですが、それは解消しました。

足癖が悪く、足元はかなりホツレてましたが、見た目が良くなりました。
しかし、オリジナルのように、ビシッと張りがあるようには付けられません。クリップと骨の引っ掛かりも弱い箇所があります。
後部座席は焼けて茶色になった生地を使ってますんで、前後で色目が違います。
緑色に染めようかとも思ったんですが、染める際の熱湯でさらに縮むと思ったんでそのままとしました。

てな事で、何とか作業を終えることが出来ました。
仕上がりはそれなりな感じです。
元々、生地の破れやヨレもあって状態が良くなかったので仕方なくこうかんしましたが、素人が手を出す箇所ではないですね。
もう二度とやりたくはない作業です。
が、もう一度やったらビシッと張れるなー、などと思いながら、予備の生地を保管してます、、。

超久しぶりに 「本日のセドリック」

 

39年式のG31スタンダードです。

白ガラスに当時のビニールレザーの内装、フェンダーミラーなど、オリジナル度の高い車両ですね。

実は2月のイベントの際、このオーナーのご友人から声を掛けられました。

マニホールドガスケットが抜けて困っているとのこと。

その時はパーツの情報がなくお力になれませんでした。

が、ガスケットの情報が出て来ました。

オーナーさん、またはお知り合いの方、私宛に連絡ください。

情報をお伝えします。

 

 

さてさて、前回の続きですが、今回もお見苦しい写真が続きますので、食事前後の閲覧はお控えください。

 

A井さんからパーツを拝領するずっと以前、今から9年前に部品取り車から外した時の写真です。

スペシャルホイールキャップは値段の折り合いがつかず、入手できませんでしたが、

ドアオープニングシールとラジエターファンシュラウドを入手し、シュラウドはワゴンに取り付けてます。

この時外したドアオープニングシールですが、オリジナルの緑色はまずまず残っているのですが、廃車になってから長かったようで、とにかく汚れてました。トグロを巻いた汚いヤツがその部品です。

 

入手から暫くして、手洗いの後、洗濯機の脱水を掛けたら、どんどんホツレてえらいことになりました。

一応、そのままベランダの物干しざおにかけてみたんですが、もうお化け屋敷みたいになってました。あまりにもオゾマシイので自主規制で写真は載せませんが。

中でもマシな部分だけは切りとって保管してありました。

 

下の写真からは5月に入ってから作業の様子です。

糊付けまでして1年半放置していました。

 

アップでみるとこんな状態です。

焼けはもちろん、スレやホツレもあったりで決して良い状態ではありません。

左側にチラっと見えるのが緑色が残ってますね。ですが、ほとんどは茶色く焼けてます。

 

ただ、1本だけ下のような色のが出て来ました。

耳の部分が白いので他のとは明らかに違います。年式による違いなんでしょうか、、、。

 

コチラは生地の裏側です。

表側は問題なさそうでも、裏側はこんな風にホツレているところもあります。

が、こんな状態でも捨てずに使わないと、1台分は稼げそうにありません。

 

まずは、すべての生地にスチームアイロンを掛けて真っすぐに伸ばしてやります。

 

 

コレを見ると、緑が残っているものと焼けているものの割合が分かりますね。

 

次に裏打ちをします。

古着の補修のため、アイロンで貼り付ける補修布を大量に持ってますんで、それを細長く切り、生地の裏側に貼ります。

適当に作業してるのがバレバレですね、、。

 

次に、ドア1枚分の長さが取れるように、ミシンで生地をつなぎ合わせます。

裏側から見るとこんな感じ。

折り返し部分はこのあと極力切り取りました。

そうしないと、厚みが出て金属の骨に巻き付けられません。

 

次に、生地の耳を折り返してアイロン掛けします。

元々は、蛇腹状の金属の骨の淵と生地の耳の部分が同じ幅に出来ていますので、新品の時には耳の部分で折り返しています。
しかし、一度洗いを掛けてますので、生地が縮んでます。幅にして約2ミリ。
たかが2ミリですがこれが厄介でして、そのまま耳の部分で折り返してしまうと、絶対に骨に巻き付けられません。
 
なので、耳の境界線よりも2ミリ広めに折り返してアイロンを掛けないといけません。
厳密でなく目分量で作業しましたが、それでも全部で20m近くある生地をチマチマと作業するのはかなり大変でした。

 

アイロンとミシンを駆使して作業すること3日間。なんとか事前の準備は終わりました。

 

後は取り付けですが、次回に続きます。

 

 

久しぶりの作業ネタです。

ワゴンのドアオープニングシールを交換しました。

車両側のドアゴムに沿って付く布製のトリムです。

 

乗り降りの際に服とスレて傷むんですよね。

以前に乗ってたセダンも同様に破れてました。

 

元々、9年前に部品取り車から外して修繕してからセダンに付けようと思ってたんですが、そのまま放置してました。
その後、5年ほど前にはセド仲間のA井さんからも中古のを頂いてたんですが、何せ作業が大変なのでなかなか手を付ける気になれません。
 
全部で数台分の材料がありますが、状態がマチマチなので使える部分は限られてます。
 
とりあえず金属の枠を外して破れの少ないマシな部分だけを切り出し、
手洗いしたのが昨年の1月です。まだ京都に住んでる頃ですね。

第一工房(風呂場)での作業です。

汚い画像が続きます。御勘弁ください。

こんな感じです。本来は綺麗な緑色ですが、日焼けで茶色になってしまいます。

洗剤で洗うとコーヒー汁が出てきます。半世紀にわたりこびりついた汚れを落としてやります。

元々中古なので洗っているだけでもボロボロとホツレてきますんで、慎重に進めます。

 

 

洗い終わったところ。

そこに

洗濯のりを塗りたくります。

洗うことでコシがなくなるので、糊付けでシャキっとさせます。

 

作業中、、(ホント汚い絵でスンマセン)

 

1本ずつ分けておき、

 

裏側から糊を塗り込みます。ほとんど薄めてません。

全部塗り終わったところです。

この後、陰干しすると、カチカチになったサキイカが出来上がります。

 

長くなるので続きます。

 

コロナウイルスが蔓延してますね。

緊急事態宣言が出されると、ウチの職場はほぼ休止状態になり、ひたすら自宅勤務となります。

とにかく、早い収束を願うばかりです。

 

さて、もう1月前の作業ネタを上げておきます。

 

キャッセ羽生のイベントに出掛けた時、ワゴン前オーナーのガネさんから、

燃料ポンプを預かりました。

初代セドリックの機械式ポンプです。

プラスネジなので、後年にリリースした製品のようです。

私のワゴンにも同じ物が付いています。

 

長年放置されていたものを使えるようにして欲しいという依頼です。

レバーを力いっぱい押してみてもビクともしません。

内部で固着しているようです。

 

早速全バラにしてみます。

内部はかなり汚れていますね。

 

ゴム製のダイヤフラムですが、

ジャーキーよりも固くなってます。

 

灯油に漬け込んで

1週間ほど放置の後、作業再開です。

 

ダイヤフラムの上半分はこんな感じに逆止弁が付いています。

この手前にダイヤフラムが付き、カムの回転でレバーが押されると、ダイヤフラムが下がり

負圧で左側の弁から燃料が吸引されます。

レバーが戻ると右側の弁から燃料が圧送されてフィルターを通ってキャブへと向かいます。

 

逆止弁を外してみました。

ベークライト?の弁の奥に小さなバネが付いていて、片側にしか開かない構造となってます。

ちゃんと機能するかテスト。

クッピーラムネのように口にくわえてヒューヒューやります。

問題なく使えますので再利用します。

 

が、逆止弁の奥に挟まるガスケットが切れてました。

経年劣化ですな。

ガスケット紙で切り出そうかとも思ったんですが、

あることを思い出しました。

 

ワゴンを入手した際には、純正でないポンプが付いていました。

コレをバラして

ガスケットを摘出しました。

 

左2個が摘出品、右が元々付いていた片割れ。

全く同じサイズでした。

コレをガスケット紙から切り出そうとするとかなり大変だったんで、

作業がはかどりました。

 

ということで、ワゴンについてたガスケットがセドバンに移植されますよー

 

次は汚れ落としです。歯ブラシの先を曲げてSSTにします。

 

キャブクリを吹いて綺麗にしてやります。

全てのパーツを洗浄してから組み立てです。

磨きすぎると雰囲気が崩れるんで、ソコソコに仕上げてます。

 

曲がっていた手動レバーを

真っすぐにして

 

 

念のため、合わせ目を面研磨しておきます。

 

ちょうちんフィルターは問題なさそうなので灯油で洗浄して再利用しますが、

ガスケットがカチカチで使い物になりません。

耐ガソリンのパッキンがないんで、手持ちのフィルターからマシなのを移植。

それでも半世紀前なんで結構固くなってるんですがね、、。

金魚鉢のガスケットは、

10枚以上在庫してます。一生かかっても使いきれません。

何でこんなに持ってるのか、、、。

 

カチカチのダイヤフラムはもちろん取り替えます。

これも手持ちが1個ありました。

後でDラーで注文したんですが、1,000円足らずで購入できます。

まだ新品パーツを供給してくれるのはありがたいものです。

 

組み立てて、レバーを押し込んで圧縮漏れがない事を確認して

完成。

これであと数十年は仕事してくれると思います。