2014.03.16
小羊が第七の封印を解いたとき、天に半時間ばかり静けさがあった。(黙示録8章1節*)
ー 第2テサロニケ2章7節 ー
イスラエルの時代がもう一度始まるとき、キリスト者は天に引き上げられて、異邦人の時代、教会時代が終わります。でも、携挙に あたわらなかった(ふさわしくなかった)キリスト者が泣いて歯ぎしりをして悔い改めなければならない時がやって来るということですね。
それで私は携挙があった直後からこのみことばのききんがやって来る。権力に寄らず、能力に寄らず、神の霊によるリバイバルの時代がやって来ると私は考えています。このみことばのききんは携挙から始まると私は考えます。
では、携挙から始まって世の終わりがどのように流れてゆくのかという終末のタイムテーブルを、ザッとですが おさらいのために繰り返すと、まず携挙があります。
そして第2テサロニケ2章7節に書かれているように、この携挙と呼ばれる、真のキリスト者が地から引き上げられて神のもとに行く この出来事によって、すなわち、いままで神の神殿として反キリストの引きとめ役として役割を果たしていたキリスト者が天に引き上げられることによって、反キリストが台頭してきます。
不法の秘密はすでに働いています。しかし今は引き止める者があって、自分が取り除かれる時まで引き止めているのです。(第2テサロニケ2章7節)
第2テサロニケ2章7節によると、キリスト者が抑えていたために反キリストが台頭できなかったのですが、その抑えがなくなったことによって、携挙があることによって反キリストが台頭してくる。
そして、第2テサロニケ2章には、神がその嘘(偽り)を人々が信じるようにされる。嘘という言葉に定冠詞がついて、英語でいうと「The」(ザ)という言葉がついて、「その嘘」(その偽り)ある特定の嘘が神によって許されて、この反キリストにより流布されるということが書いてあります。
それゆえ神は、彼らが偽りを信じるように、惑わす力を送り込まれます。
(第2テサロニケ2章11節*)
それで、この反キリストが台頭してくる際には、携挙の説明をしてくるものであると私は考えています。携挙があります。反キリストが台頭して、携挙の説明をします。そしてダニエル書9章27節に書いてある七年契約を、この反キリストが中心になって、イスラエルと諸国のあいだで結びます。
彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物とをやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現れる。ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかる。(ダニエル書9章27節*)
この契約は平和条約だと言われているので、反キリストが台頭してきて平和条約を結ぶということは、この間に戦争があると考えられます。携挙があって、反キリストが台頭してきて、そのあとに戦争があり、そして七年契約です。
携挙、反キリスト、戦争、七年契約で、この七年契約以降が、いわゆる七年患難、ダニエルの70週目が始まるというふうに解釈されています。
それから反キリストが台頭してくる時というのは、黙示録の6章にある七つの封印…。黙示録の6章には七つの封印の第1の封印が書かれているのですが、この第1の封印は反キリストの台頭なので、反キリストが台頭してくる前に携挙があって、私はこの携挙をきっかけとして七つの封印が解除されるというふうに考えています。
もう一度順番を整理すると、携挙のあとに七つの封印の第1が解かれて反キリストが立ち上がり、携挙の説明をします。そして このあと戦争があって、戦争の平和条約として七年の契約があり、このダニエルの70週目がここから始まります。
携挙があって、七年契約のあいだに これだけいろいろなことがあるのですが、私はこの携挙があってからその直後に御言葉のききんが始まるとは考えていますが、ひょっとしたら、この間が人の働ける余地なのかなというふうに考えています。
というのは、黙示録6章から解き放たれる七つの封印の7番目のあとに、半時のあいだの天の静けさがあるのですね。天で半時、一時の半分ですね。半時のあいだ、天に静けさがあるのですね。
小羊が第七の封印を解いたとき、天に半時間ばかり静けさがあった。(黙示録8章1節*)
そして、この静けさが終わったあとに積まれていた祈りの香が地にぶちまけられてから、七つのラッパの第1が鳴らされます。それで、七つのラッパの第1が吹きならされるチョコッと前に祈りの香が地にぶちまけられる。そのあいだまでに人が働く余地があるかなと…。
:3 また、もうひとりの御使いが出て来て、金の香炉を持って祭壇のところに立った。彼にたくさんの香が与えられた。すべての聖徒の祈りとともに、御座の前にある金の祭壇の上にささげるためであった。
:4 香の煙は、聖徒たちの祈りとともに、御使いの手から神の御前に立ち上った。
:5 それから、御使いは、その香炉を取り、祭壇の火でそれを満たしてから、地に投げつけた。すると、雷鳴と声といなずまと地震が起こった。
:6 すると、七つのラッパを持っていた七人の御使いはラッパを吹く用意をした。
(黙示録8章3節から6節*)
そして具体的に言うと、この天の静けさの半時のあいだ、これは他の聖書箇所で立証できていないので、なんでもふたり、三人の証人によって全てを決せよと書いてある聖書解釈のルールに従ってはおらず、ただ私自身の今のところの意見なのですが、人が働く余地は、ひょっとしたらこの天の静けさのあいだの半時のあいだかなというふうに考えます。
これ以降は、もう人が働けなくなることが確実であると思います。そのときは、もう人の働く余地のない、聖霊様による超自然的なリバイバルになるでしょうが、それまでのあいだは、ひょっとしたら人の働く余地があるかもしれない。その時期は、天の静けさがある半時。
おそらく、これは私の想像ですが、この半時のあいだ、第7の封印のあとの この天の静けさというのは、天の御使いや携挙されたキリスト者が、神と共にこれから始まることの前に人々がどのようなことをしているのかというのを息を飲みながら、じっと見ている。
地上では、地上にいる人々が、キリスト者は泣いて歯ぎしりをするだろうし、そのことによって伝道するだろうし、そのことによって救われる人々もでてくる。その大リバイバルを天で半時のあいだ、じっと息を凝らして見ている。その静けさが半時のあいだなのかなというふうに、私の個人的な意見ですが、思っています。
とにかく人の働ける余地があるとしたら、私は半年だと思いますが、この大患難が始まってしまってほどなく人の働けない夜の時代が来て、ただ神の霊による大リバイバルになるでしょう。
まちがいなく神の霊によるリバイバルが来るのですが、注目するべきなのは、黙示録8章のところに第7の封印が解き放たれたあとにぶちまけられる祈りの香です。祈りの香がそのときまでとっておかれているのですね。
第5章ではこれがキリストに捧げられて、黙示録第8章では それがちにぶちまけられて七つのラッパが鳴り出すのですが、この香が…。香りと書いて、「香」。線香の「香」ですね。これが何かというと、祈りだということが黙示録の5章8節に書かれています。
彼が巻き物を受け取ったとき、四つの生き物と二十四人の長老は、おのおの、立琴と、香のいっぱい入った金の鉢とを持って、小羊の前にひれ伏した。この香は聖徒たちの祈りである。(黙示録5章8節)
ということは、地にぶちまけられるまで香の香りが天にためられているというふうに解釈するのなら、いま私たちがこの香をためる。解き放たれるその時のために、私たちの祈りを積むことができると解釈することができるでしょう。
ー続くー
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