2014年1月26日「永遠へとつながる祈り」③ 伝道者の書11章1節から6節モトイ・トクメイさ

　2014.01.26

:5 あなたは妊婦の胎内の骨々のことと同様、風の道がどのようなものかを知らない。そのように、あなたはいっさいを行なわれる神のみわざを知らない。

:6 朝のうちにあなたの種を蒔け。夕方も手を放してはいけない。あなたは、あれか、これか、どこで成功するのか、知らないからだ。二つとも同じようにうまくいくかもわからない。

（伝道者の書11章5節から6節）

ｰ続きｰ　

では、この日本において、いまはどういう状況なのかということを考える時に、私たちはいま神様の大きな時代の流れの中で、この日本という一地域に、この時代に置かれたということに、とても大きな名誉を感じると思います。

この私たちの今いる世界の、日本のまわりの中で、ほとんどの日本人は、まだ一生の間、一度でも自分の救いのために祈られたためしがない人がほとんどであると思います。

名前は分からないですが、私たちがそういう人が前に現れた時に、名前は分からなくても、その人のために私たちが祈る時、その人は、まず救いのベルトコンベアの第一段階を通っていくというイメージができるのではないでしょうか。私たちのまわりには、自分の救いのためにまだ祈られたことさえない人が山ほど（たくさん）いる。それが今の日本です。

ところが、残念ながら私のイメージでは、私自身のこともそうですし、まわりの人もそうなのですが、燃えるキリスト者がそういう救われていない日本人の群れに突進してゆき、イエス・キリストを紹介して、激突して、玉砕して、ヘトヘトになって前線から退くというような残念な結果が多いと思います。

私も、むかしは…。自分自身の反省ですが、燃えていた時にはイエス・キリストのことが伝えたくて伝えたくて、ただ行って伝えて、玉砕して帰ってくるということを繰り返していました。今から考えると、まず第1にしなければならない祈りをおろそかにしていたかなと思います。まず祈らなければならない。とにかく祈らなければならないと、いまは示されています。

とにかく祈る。その祈りのパンをとにかく水に投げる。どれがうまくゆくかなんて私たちのわざではないので分からないし、神の都合によってそれは成就するでしょう。とにかく、私たちは祭司の役目をこの地上で、この日本で、この瞬間に、この今という、現代というこの時に、置かれた場所で神の祭司という役目を果たす。祈りのパンを投げる。種を投げる。

そうすれば、神の導きがあるのであれば私たちがキリストの紹介をするだろうし、私たちがそのたましいの刈り取りをするでしょう。まず、祈りのパンを投げるというのが私たちに与えられている仕事であると思います。

また、それは大きな名誉であるし、この日本という救われていない人たちが山ほどいる中で、私たちがするべきこと、したいことであると思います。私はそういうふうに祈ってゆきたいと今週思わされました。みなさんも、そのように日本の現状をイメージして、この山ほどいるたましいの救いのために祈っていただきたいと思います。

日本にいるということは、そういう意味でキリスト者としてとても名誉なことであるし、責任もあると思います。神は私たちに祭司としての役目を果たしてもらいたいと願っているというふうに感じます。もう一度、最後に伝道者の書11章の5節から6節だけをお読みします。

（伝道者の書11章5節から6節）

アーメン。私たちの与えられている名誉を、神の期待を、信仰をもって、神の御霊、イエス様の御霊と呼ばれる聖霊様と共に、祈りと共に果たしてまいりましょう。

ひとこと、お祈りいたします。

愛する天のお父様、感謝いたします。今週、あなたが私に与えてくださったあなたの感動を私が伝えましたけれども、あなたがこれより聖霊様を通して、聞いてくださったおひとりおひとりにそれをお語りください。

私が語ることではなくて、あなたが語ることとして、おひとりおひとりに語ってくださいますように。また、さらにそれ以上のあなたの語りかけを、おひとりおひとりにそれにふさわしようにお語りくださいますようにお願いいたします。

また、おひとりおひとりが抱えているこの地上でのその問題も、今あなたの御前におささげします。どうぞ、その問題をあなたが解決し、あなたの栄光として現してくださいますようにお願いいたします。

感謝いたします。感謝して、愛する主イエス・キリスト様のお名前によって、祝福して、お祈りを捧げます。

アーメン。

最後まで聞いてくださって、ありがとうございました。(^^)/

-fin-　

＜おすすめ関連動画＞