2025.03.01
そのときには、世の初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような、ひどい苦難があるからです。(マタイ24章21節)
ー続きー
そして、終末時代に このヨナのしるしが再び繰り返されるということですが、一方では大リバイバルも起こるのです。この死体がよみがえって、敵がそれを恐ろしさの中で これを見ていたら、天に上って、聖書の記述によると、(ふたりの証人は)神の元に行くのです。
:11 しかし、三日半の後、神から出たいのちの息が、彼らに入り、彼らが足で立ち上がったので、それを見ていた人々は非常な恐怖に襲われた。
:12 そのときふたりは、天から大きな声がして、「ここに上れ」と言うのを聞いた。そこで、彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。
(黙示録11章11節から12節)
彼らに敵対していた全世界の人々、キリストにつながらない人たちは、そのことを 驚愕(きょうがく:とても驚く)をもって、恐ろしい思いをもって見るでしょう。
とくにエルサレムの人たちは、彼らが天に引き上げられるそのことを呆気(あっけ:ぼう然として)にとられて、恐ろしさの中で見ているそのときにエルサレムで大地震が起こるので、恐怖に文字通り揺れる。それで七千人が死に、恐怖の中で天の神にすがりつくというかたちでエルサレムで大リバイバルが起こる。そして全世界もそれを見て、またリバイバルが加速するということでしょう。
そのとき、大地震が起こって、都の十分の一が倒れた。この地震のため七千人が死に、生き残った人々は、恐怖に満たされ、天の神をあがめた。(黙示録11章13節)
こういうかたちでキリストの初臨のとき、十字架の死と復活のあと、使徒行伝(使徒の働き)の2章に起こったリバイバルが繰り返されるということだと思います。使徒行伝の2章の所では、使徒ペテロの説教によって回心した人たちが、「兄弟たち、私たちはどうするべきでしょうか」ということを、心を刺されて使徒たちに質問しています。そういうふうにリバイバルが起こりました。
:36 ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」
:37 人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか」と言った。
(使徒の働き2章36節から37節)
しかし、ここではもっと恐ろしいかたちで、恐怖の中でもう神にすがりつくしかないという状態で、とくにエルサレムで天の神を崇めるというリバイバルが起こるのでしょう。でも国家的な悔い改めがないので、七年患難の最後の最後まで国家的な かたくなさは残るのです。それで、ヨナのしるしは ここでも拒絶されます。
初臨のときには リバイバルが起こる一方で大迫害が起こって、キリストの十字架後、四十年後にローマ軍という異教徒の軍隊がやって来ます。彼らはエルサレムを蹂躙(じゅうりん:踏みにじる)し、神殿を破壊して、そこからユダヤ人を追い散らし、かつてイエスが地上を生きて歩いたその時代に整ったユダヤ人のコミュニティーを以前よりももっと悪い状態にしたという事が起こりました。
ここでも ふたりの証人によって、少しずつですがキリストを信じる者が出て、ユダヤ人の霊的な状態はある程度整った状態になるでしょう。でも国家的な悔い改めがないので、かつてよりも悪い状態になります。七年患難の真ん中以降のことです。
(七年患難の)真ん中で、反キリストは「自分こそ神だ」と宣言し、第2テサロニケの2章4節のように、入ってはいけないユダヤ教式の神殿の一番奥まで行って自分の座を設け、そこに獣の像を安置するのですね。ここでも この獣の像を世界中に配信して、「これを拝め。オレの像だ。オレが神だ。オレを崇めよ」ということを全世界に号令するのですね。
彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。(第2テサロニケ2章4節)
そして七年患難の後半以降は、人類史上、ユダヤ人史上、もっとも恐ろしいユダヤ人迫害が起こります。それこそ、かつてのナチス・ドイツがおとなしく見えるくらい、「あのころに戻りたい」と思うような、ナチス・ドイツでさえしなかったようなひどい迫害がエルサレムや全世界で行われるということでしょう。
そのときには、世の初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような、ひどい苦難があるからです。(マタイ24章21節)
このときの大迫害はユダヤ人だけではなくて全世界のキリスト者も迫害されるのですが、ユダヤ人国家はユダヤ人キリスト者を迫害し、全世界はユダヤ人を迫害する。そしてキリスト者も迫害される時代になり、後半の三年半は、もっともユダヤ人が殺される時代になるのですね。そして私たちはその時代の前に、しるしとしていろいろなことを見ている状態でしょう。
そしてユダヤ人国家のかたくなさというのは、スティーブンス・栄子先生によると、永遠の世界でもしるしとして残るそうです。スティーブンス・栄子先生は、知る人ぞ知る、有名な方ですが、長い間イスラエルで宣教活動をしていた日本人の先生で、夫の方がアメリカ人の宣教師だったようですが、もうこの方は亡くなったそうです。
この日本人のスティーブンス・栄子先生のメッセージで私も気がつかされたのですが、黙示録21章21節にある記述から見ると、ユダヤ人にとって永遠の世界での自分たちのかたくなさを記念するしるしが見て取れるというのですね。
また、十二の門は十二の真珠であった。どの門もそれぞれ一つの真珠からできていた。都の大通りは、透き通ったガラスのような純金であった。(黙示録21章21節)
もちろん それは、神が「オマエたちは、かたくなであった」ということをユダヤ人に叱責するようなしるしではなくて、むしろ、「自分たちはかたくなだった。キリストを拒絶した。でも、いまはそのキリストから受け入れられている」という感謝のしるしになるはずなんですが、そもそも黙示録21章21節というのは何が書いてあるのかというと、千年王国が始まって、その時代が満ちて、そのあとの永遠の世界での話です。
ー続くー
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REVELATION 3:8