「ニセモノの到来」 ⑥ ゼカリヤ書5章5節から11節モトイ・トクメイさん

2021.09.25

:2 神と私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。

:3 というのは、私たちをご自身の栄光と徳によってお召しになった方を私たちが知ったことによって、主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与えるからです。

（第2ペテロ1章2節から3節）

- 続き -

あるキリスト者にとっては、このようにエキュメニカルというのは人類の和解、宗教の対立の終焉（しゅうえん：終わり）というかたちに見えるようですでも、私にとっては世の終わりのしるしであって、イエス・キリストという唯一の道、真理、いのちを否定する、とんでもない集会なのですが、このようにエキュメニカルというのがキリスト者の中にも浸透して、キリスト者だけではなくて、あらゆる宗教の融合、和解というかたちで進められています。

もうこれは百年以上も前から進められていて、数十年前からは、エルサレムで持つ集会、統一祈りの集会などというかたちで大々的に宗教の和解の祈り会が何度も行われていて、大きなムーブメントになっているそうです。

しかしながら、宗教的なことだけではなくて、ニセモノは、もうそこらじゅうにあるのですね。その上、背教のしるしとしてエキュメニカル運動もあります、ということです。でもニセモノが問題なのではなく、私たちにとっては常に本物が問題なんです。

そういう意味で、最後に、「では、その本物であるイエス・キリストを知った私たちは、どうするのか」。あるいは、「知り続けるということが私たちを、どうするのか」ということを、第2ペテロの1章2節から3節を通して確認したいと思います。

ー第2ペテロ1章2節から3節ー

:2 神と私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。

（第2ペテロ1章2節から3節）

アーメン。私たちはイエス・キリストを知りました。信じ、受け入れたということは、キリストを知ったということです。そして、キリストを知ったということは、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちが受け取るという約束にあずかった。すなわち、このいのちと敬虔に関するすべてのことに対するアクセス権が与えられた、ということです。

私たちは、全能なる神、本物の神、いのちと敬虔の全てにアクセスできるのです。本物、天的なもの、上からの良い賜物に、いつもつながることができるのです。そしてキリストを知り続けるということが、恵みと平安をますます豊かに与えるのです。

キリストを知り続ける。すなわち、祈り続けることによって、私たちは恵みと平安、いのちと敬虔を常に受け取ることができて、いまというこの瞬間に守られ、ニセモノがある中で守られる。そして、その日・その時（携挙の時）には、ニセモノの到来の前に、完全に守られて天に引き上げられ、人の子、すなわちイエス・キリストの前に立つことができるということです。

それゆえに、いつもこの本物である方につながり続け、王である祭司、地の塩・世の光としての役割を、そこで果たしつつ、そこで祈りつつ歩んでまいりましょう。

ひとこと、お祈りいたします。

愛する全能の父なる神様、感謝いたします。どうぞ、聞いてくださったおひとりおひとりを、あなたが祝福してください。おひとりおひとりが、いま地上で抱えているその祈り課題を、今あなたの御前にお捧げします。どうぞ、あなたが解決し、あなたの賜物で、完全なる喜びでおひとりおひとりを満たしてください。そして、本物であるあなたとの交わりがどれほど素晴らしいものなのかを、今週もおひとりおひとりに、あなたが教えてください。

祈ることをもっともっと教えてください。常に祈りたいと思わせてください。あなたから絶対に離れたくないという心を、あなたがお与えください。感謝します。感謝して、祝福して、愛する主イエス・キリスト様のお名前によってお祈りを捧げます。

アーメン。

最後まで聞いてくださいまして、ありがとうございました。(^^)/

fin

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