スタートしてから、登山口まで1km弱のロードの登り
同じグループの皆さんはゆっくりだったんで、グループ先頭に
決して飛ばしている訳ではありません
更には1分前に出発した選手も抜いていきます。
住宅街に突如現れる登山口に突入
登山口に入るとすぐに急登
もちろん歩き
心肺がキツク、暑さのため汗が滴り落ちる
1kmくらい登って、1kmちょい下る
この登りで何人かを抜いていきますが、下りで抜き返される
自分が絶望的に下りが下手くそなのがよくわかる
グリップが効かない感じなんで、シューズが悪いのかな~
シューズのせいにしておきます(笑)
下りきると第一エイド
マイカップ必携ではないので、紙コップが用意されてます。
飲み物は水・コーラ・アクエリ
食べ物は羊羹・塩タブレットとクッキーっぽいもの(食べなかったんでわからず)
全てのエイドがこんな感じでした。
スタートからたったの3kmで
汗だく、脚パンパン
先が思いやられます
エイドを出発すると太郎山まで急登
手を使わないと登れないところもあります。
まさに登山競走
5km過ぎで太郎山神社エイドに到着
ここまで来れば、太郎山まであとちょっと
ほどなくして、太郎山山頂に到着
ここは前日に開催されたバーティカルレースのゴール地点です。
ここからは上田市内が一望できます
ちょっと白みかかってますが、絶景です
太郎山から虚空蔵山まではアップダウンのある縦走路を2kmちょい
走れる下りあり、ロープのある岩場ありとなかなかのテクニカルコース
縦走路が終わったと思いきや、切り落ちるような下りで脚がさらにパンパンに
この辺りから、ノーマルコースより距離にして7km長く、累積標高+1000mもあるエリートコースを30分早くスタートしたトップ選手に抜かされ始めます。
そしてゴーロと呼ばれるガレ場に突入
もうコースがどこだかわからないくらい石がゴロゴロ
しかも全部浮石だから足の置き場に困る
ここを下ってると後ろから賑やかな声が聞こえてきました。
「くれいじーかろ」こと甲斐選手です。
ゴーロを下りきったところにあるエイドで追いつかれました
この小さくて細い身体のどこに、あんな走力が備わってるんですかねー
このエイドからまた登り
すでに脚が終わりかけてる私は歩きですが、甲斐選手はスタスタと走っていきました。
やはり格が違いすぎます
ここから距離にして300mくらい登って下界まで一気に1kmの激下り
ここで完全に脚が終わりました
下りきって、また少し登り返したところでエイド
このエイドから少し先にあるのが、太郎山への登山口
ここから太郎山まで110分の看板
太郎山までは距離にして3km強
この登りから脚が攣るようになりました
攣っては止まり、攣りそうになっては止まり
思うように前に進まず
ゆっくり進む私の周りにはアブだかブヨがまとわりついてきます
永遠に続くかのような登りにウンザリします
どうにかこうにか、往路で通った太郎山から虚空蔵山の縦走路に合流
ここまで来れば、太郎山山頂まであと少し
そして再び太郎山山頂へ
この山頂にある石碑に手をついて下を向いて休もうとした瞬間に立ちくらみが…
暑さにヤられたか~
でもこれは逆に休んだら良くないかもと思い、立ちくらみが治まったと同時に再出発
ここからは2km強に渡る激下り
脚が終わってるんで、歩きです。
下るに連れて、会場からゴールのアナウンスの声が聞こえてくるんで、コースを知らないと『やったー もう少しでゴールだー』ってなると思うんですが、また登らないといけないのを知ってるんで、下界の喧騒が全く嬉しくない
下り切ったところで、エイド
このエイドからまた1kmちょいの登り返し
途中走れるような区間も走れず
歩いてるだけなのに、息はゼーハー
そして脚が攣る
攣る箇所も様々で
太腿左右両面、脚の付け根、足の指、なぜか手の親指
攣りながらも歩けたり
攣って完全にストップしてしまったり
脚攣り以外にも、太腿の前部が痛く、下りでは一歩一歩脚を着く度に激痛が走る
もう本当にヤダ
動きたくない
当然、後ろから来る選手にバンバン抜かされる
でも、もう抜かされることに全く抵抗感はなし
自分の不甲斐なさに嫌気が差してくる
もう、早く終わらせたい一心で、一歩一歩前に進むだけ
どうにかこうにか、山を下りてきて、ロードに出たときの安堵感と言ったら半端ない
残り数百メートルでゴール
ロードならなんとか走れる!
最後は走ってゴールしたい!
やっと帰って来れた…
タイムは5時間25分
前回より40分も遅いゴールだったけど
もう登ったり、下ったりしなくていいんだと思うと、タイムなんてどうでもよかった
ゴール後は、預けた荷物を受け取り、着替えないで、そのまま上田駅まで約2kmのロードの下り
外気温は29℃
そりゃ~暑いよね
脚を引きずるように、駅まであるきました。
そして、上田駅前のロータリーの特設会場で完走証を受け取り、会場をあとにしました。
今回4年振りにこの大会に参加して思ったことは
トレランの大会ならロードの練習でもなんとかなるけど、山岳レースは山に行って練習しないとダメってこと
今回は昨年8月に開催されたつくてん以来、全く山に行ってなかった
今までは参加する大会が年間を通じてロードの大会ばかりだったし、普段の練習も山に行ける環境ではないんで、来シーズンからは山をメインに大会に参加していこうと思います。
レポおしまい