9月27日新川劇団さん版妻恋しぐれです
配役
伊達一家の若親分清太…博也座長
女房おせい…ゆかりさん
伊達一家吉五郎…笑也座長
木津川一家親分清右衛門…リーダー
木津川一家娘おしん…ゲストのなつきさん
木津川一家三下さんちゃん…きらくや君
漢字は当て字です
清太は男修行の旅の道中
木津川一家のお嬢さんおしんをならず者から助けた縁で一家に世話になる
その時手傷をおったからですが
看病して貰ううちおしんと男女の仲になります
木津川一家親分に娘おしんと一緒になって木津川一家を継いでくれないかと懇願され
世話になった恩や義理もあり
清太は承諾してしまいます
実は清太は妻ある身
故郷へ帰れば伊達一家の若親分の身分であり身重の女房も待っている
清太を連れ戻すべく笑也座長演じる伊達一家子分吉五郎が木津川一家へ訪ねて来る
ここからの
清太と吉五郎の名演のやりとりから眼がはなせません
またリーダー演じる心の広い木津川一家親分や
清太の糟糠の妻役
乳飲み子を抱く盲目の女房ゆかりさんが情深くて
やはり泣けました
10年以上この4人がはまり役になるね
清太は妻おせいと生まれた我が子を捨てる事は出来なかった
腕を落として詫びをするという清太に木津川親分は片腕で子供が抱けるのかと強く諌める
娘にはあきらめさせる
妻子の元へ戻りなさいと
言葉を掛けるのですが
なんて慈愛に満ちた言葉さすが新川リーダー
そして身を引く娘おしんは気丈にも
私は木津川の娘よ
きっとお父様が清太さんよりもっと素敵な旦那様を見つけてくれるわ
流れる曲は美空ひばりさんの風の子守り唄
てか
やっぱり台詞ほとんど諳じているんだワタシ
かつて新川劇団でのくるみちゃんが演じたポロポロ流れる涙そのままに悲しみを湛えた瞳を見開いて立ち尽くすおしん役が忘れられません
強い意思を持ち妻子の元へ帰る清太
颯爽と追従しかけた吉五郎は
立ち尽くす木津川親分とおしんの表情に気づいて
三度笠の影から詫びながらもお茶目な仕草
名曲やさしくなりたい
に乗って
嬉しさを隠しきれず花道から退場していくラストです
誰も悪者の出て来ない切ないけど心温まる秀逸なお芝居です
他劇団での妻恋しぐれで
最後おしんが尼僧姿になってたりのあるんですがネガティブすぎるなあ
また嬉しさを隠せない吉五郎を木津川父娘が睨み付ける演出のもあるんですが
それも陰険で嫌だな
ラスト場面での笑也座長の吉五郎の表情豊かな演技が印象深い大好きな新川劇団さんの妻恋しぐれでした
今月最後の名舞台だわね