1月にオーエスでも拝見していたお芝居娘馬子唄です
2回目ですから
仕草とか台詞や間合いや表情を見つめて
ゆっくり物語を味わいながら気持ちが舞台にはいっていけます
あらすじですが
1年前
峠で馬子を利用したお侍
馬子佐吉の歌ったはやり歌が殿様を揶揄する内容だった為
侍は佐吉を斬り捨ててしまった
斬った報いの為が徐々に眼が見えなくなってしまってます
自責の念からその峠を訪ね同じく馬子をしている佐吉の妹さよに土下座して詫びます
さよは兄の仇と刀を振り上げるけど
峠の茶店のおかみさんと侍の下男いちすけはさよに赦してあげて欲しいと懇願するのです
士農工商の時代ですから仕方ない事やし
侍は悔いておられるのだからと
葛藤するさよを熱演する綾姫ちゃん泣ける演技でした
見えない眼に涙を浮かべてる侍役輝馬座長も
あるじへの深い忠義の心をもったいちすけ役優輝くんも熱演でした
優輝くん
輝馬座長を介添えするのに
常に座長の表情や指先や足先や杖に視線を配って細やかな配慮をしてるんです
いつも丁寧で心の籠った演技に感心しました
本日も真芸座輝龍の皆様ありがとうございます