五輪3大会連続出場を逸した伊藤美誠選手
「卓球が面白くなくて」と葛藤を口にしました。(Number)

 

伊藤選手のモチベーションに大きな影を落としたのは

パリ五輪代表の選考方法だったという。
東京五輪は国際大会でのランキングでシング1ルスの代表を決めたが、

パリ五輪は国内の選考会や大会などを重視し、国内外のポイントで争われることになった。

 

「小さい頃から海外で中国の選手には負けないという目標を立てて、

ずっと卓球をやってきたんです。

でも、パリには海外だけのポイントでは行けなくなり、

国内大会に出なければならなくなった。

(中略)

選考ポイントを獲ることに必死になって、どんどん卓球がおもしろくなくなっていった」

 

実は・・・

 

モチベーションに大きな影響を与えるのが、

自身でコントロールできないことへの

 

葛藤

 

なんですね。
 

だから「理不尽だ」と思うと、とたんにやる気は削がれてしまうわけです。


経営者や指導者などリーダーの立場の人は、

このことを理解した上で環境づくりをしていくことが求められます。

 

では、自分の身に起きた場合どうすればいいのか。
そのときは、自分がコントロールできることに目を向けることです。

 

人の言動、天気、天災

など

コントロールできないもの

 

自分の思考、考え方、受け取り方

など

自分でコントロールできるもの

仕分けすることが大事になってきます

 

おそらく

このコントロールできることでなくコントロールできないものにとらわれたりすると

「〜しなければならない」と

義務感満載になってしまって我慢・がまん・ガマンの日々で疲れてしまう

のではないでしょうか

 

アドラー先生も言ってます

「課題の分離」が大事だって

 

「他人の課題に介入しないこと」、

そして「自分の課題に他人を介入させないこと」と考える思考法です

 

これは、「人間関係のトラブルは、“自分の課題”と“他人の課題”がごちゃまぜになっている状態から引き起こされる」

とするアドラー心理学に基づいた考え方です。

 

そもそも「課題」とは、

問題を改善するための取り組みのことであり、問題とは「理想」と「現実」のギャップのことを指します(課題と問題は、よく同じ意味の言葉として使われやすいですが、別物です)。

 

「課題の分離」とは言い換えれば、

“自分がコントロールできる課題”

と、

“他人がコントロールする課題”を

明確に分けることを指します。

課題には、自分のコントロール下にあるものと、コントロールできないものがあります。

他人の課題は、自分ではコントロールできません。

日頃から、自分がコントロールできる課題に集中し、

他人がコントロールする課題に関しては一喜一憂せず、お互いが相手の課題に踏み込まないようにすることがポイントです。

 

 

 

 
こういう時に自分ならどんな言葉をかけるだろうか?
どう前向きに持っていけるようなコーチになれるだろうか?
 
常に引き出しを持っていたいものです
人生ずっと勉強ですね✏️📖