昨年1月、世界ランキング1位のまま引退した車いすテニスの国枝慎吾さんが、

常に

オレは最強だ

と口にしていたということは知られています。

 

さらに、

「オレは最強だ」

と書いたテープを貼ったラケットで戦っていました。

 

これは、試合中に自らを鼓舞するためのもの。

しかも試合中に大声で叫んでしました。

実は、この

 

〝大声で叫ぶ〟

 

というのがいいのです。

 

大声で叫ぶというのは、自己暗示の有効な手法です。

ありったけの感情を込めて叫びます。

脳は思っていることよりも、言っていることを信じるという機能を利用します。

 

国枝さんは、朝起きて何回も自分に言い聞かせていたと言います。

「オレは最強だ」

と断言することで、

「自分がそのための努力をしていると自分自身に問いかけることになり練習の質が上がる効果があった。」

ともインタビューでも話されています。

 

このように自分に言い聞かせるためには、

 

断定する

現在進行形にする

過去形にする

 

という方法をとります。

 

自分のなりたい姿、理想のあり方などを口にして、現実にしていきましょう!

 

また、笠原教授は具体的にこう言ってます。

 

リフォーカス・ルーティン

選手が感情のコントロールに苦労している場合、

リフォーカス・ルーティンを導入します。

 

これは、負の感情を受け入れた上で、

次の行動へと意識を切り替えるプロセスです。

 

例えば、「信号法」という手法を用いて、自分の感情状態を「青」「黄色」「赤」という信号で識別し、

それぞれに応じた行動を取ります。

黄色(ちょっとやばい)の状態であれば、

グローブを調整する、芝を拾って捨てるなどの行動によって、心を落ち着ける試みを行います。

 

自律訓練法

また、自律訓練法を用いて、選手が自分の身体と心の状態を観察し、

自然に静かに呼吸することで、感情をコントロールします。この方法は、選手が自分自身の内面に意識を向け、平静を保つのに役立ちます。

 

リフォーカスと自律訓練の組み合わせ

特に狭いコースでのティショット前など、プレッシャーを感じやすい場面では、

リフォーカスのタイミングを見極め、適切な間を取ることが重要です。

このプロセスにより、選手は不安やプレッシャーから距離を置き、集中力を高めることができます。

 

脳の反応に察知することが大事ですね‼️

 

まず、負の感情を受け入れる(受容)ができるようになることですね✨

 

これEishin先生から習ってものすごく人生が変わりました。

 

受容してゼロベースに持っていくから

そこからプラスに持っていける

プラス思考プラス思考って言うけど

まずマイナスの感情を受け入れることからしないと苦しくなるって

 

その時その時の

脳🧠に対してのアプローチの引き出しを持っておきたいですね😉