一見ふざけているだけのようにも見えますが、

自分の意のままになるはずもないことに対して怒りをぶつけることの愚かしさについて、

とてもわかりやすくかかれています

(この前後の漫画と併せて読むとさらにわかりやすいです)。

 

「はじめに」で、シッタカブッタは仏様のブッタにこんなふうに疑問を投げかけます。

シッタカブッタは思った。

ボクたちはどうして悩むのかなぁ。

恋ってどうして苦しい時があるのかなぁ。

人から愛されないと、どうして苦しいのかなぁ。

人に認められないと、どうして苦しい時があるのかなぁ。

寂しい気持ちってどこから来るのかなぁ。

ボクたちはよく自分を見失うって言うけど、自分はずっとここにいるのに、どうして見失うのかなぁ。

 (略)

まさに人生における哲学的な悩みとも言える内容の疑問でしょう。