新型コロナウイルス感染症の勢いが衰えない。
終息と解決を切に願っている。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に
感染された方々の早期回復を祈念しています。

コロナウィルスに打ち勝つための方法や
考え方を一緒に探ろう。

国は、7都道府県に緊急事態宣言を発動した。
愛知、京都など他の府県からも
7都道府県に加えて欲しいとの願いが上がっている。

多くの方々が
「自宅待機が長引き、精神的につらくなってきました。
 何かいい方法はありますか?」
「務めている会社の状態が厳しいです。不安になってきました。」
「家族が近くに長時間いると、もめごとが増えてきました。
 どうしたらよいでしょうか?」
「外出自粛が出ているのに、街で遊んでいる人たちを見かけます。
 地域にも差があると思いますが、私の町では多く見られます。
 感染拡大しないか不安です。」

などが毎日のように交わされる。
本当にそうだと思う。
それぞれに切実な悩み、不安だと感じる。

大別すると二つに分かれる。

一つは、自分の心や考え方に関すること。
もう一つは、他者とのコミュニケーションに関すること。

自分事と他者事に分かれる。

自分事の場合は
セルフコントロールが有効である。
自分で自分の心、思考、感情をコントロールする。
言葉で言うのは簡単だが、実際は中々難しい。

ヒントはメンタルトレーニングにある。

アスリート、アーティストたちは、
人生をかけるような大切な試合や発表が近づくと、
極度の緊張感からイライラし、
他者とトラブルを起こし、ぶつかったりする。

教えている選手もそう

全国大会が近づてくると、
緊張感からイライラし、眠りが浅くなった。
眼光が鋭くなり、
「寄らば切るぞ!」という
近寄りがたいムードが漂うそうだ(笑)

その様な時に私は、6つの質問をする。
そして生徒、クライアントと一緒に考える。

1、今回、あなたが手に入れることができる、夢のような、最高の結果は何ですか?

2、それを手に入れる為に、あなたは何をしますか?

3、その時、あなたはどうありたいですか?
   どのように振る舞いますか?

4、今回、予想される、とても厳しい結果や状態はどのようなものでしょうか?

5、その時、あなたはどうありたいですか?

6、そうならない為に、どのような取り組み、行動をしますか?

以上6つの質問を投げかけ、
共に考え、意見交換する。

思考のコツは
予想される未来の、最高や理想だけではなく
最低や厳しい状態も考えるといい。
上ばかり考えないで、
下、底辺も考えて起こりうることを幅でとらえる。

そして、
具体的に何をするか、
その時に自分はどうなっていたいか、
どう振る舞うか?
を考える。

他者事の場合、
生徒やクライアントに聞くと
行動ばかりに目が行くと、
他者の行動が気になりストレスが高くなるそうだ。

行動だけではなく
最高と最低の場合に、
自分としてどうありたいかを考えておくと、
リラックスして落ち着くそうである。

行動とあるべき姿
行動となりたい自分
という解釈だろうか。

試合や発表会をコロナウイルス対応と考えて、
6つの質問を考えるとヒントになる。

身近な人たちと試して欲しい。

コツは一人で考えないで、
周りの人たちとミーテイングを行い、
交流することです。