日本で医師になるには日本国内の医学部に在籍し、必要な講義を履修し、規定の臨床実習に参加するという段階をふむ必要があります。

 

医学部の学部内の試験に関してはyoutubeにいくらでも転がっているのでそちらを参照みてください。結論から言うと全く難しくなく、先輩もしくは友達から過去問題をあるだけ頂戴してそれを踏まえて軽くテスト前に勉強すれば簡単にパスできてしまう。それゆえ全く勉強しない学生が出てくる温床になっていると思うのですが、まあその辺は大学にもよると思います。

 

さて試験をパスして臨床実習を開始するのですが、現場の忙しさ、卒前教育に関する医学界の関心のなさが目に見てわかるお粗末な卒前臨床実習が行われます。担当患者さんを診察させていただくのは全く有難いことで感謝の限りなのですが、検査、手術を棒立ちでお昼ご飯や実習終わったあと何するか考えながら突っ立ているだけ。しまいにはカンファレンスで居眠りをする学生も散見されます。もちろん学生のやる気のなさが原因の1つなのでしょうが、あまりにも緊張感も学びもない臨床実習をダラダラとやる必要はあるのでしょうか。もちろんやる気のある学生と指導熱心な実習先がうまくマッチングした場合計り知れない可能性が生まれると言うのは自分の経験からも明らかです。現状では大学が行なっている臨床実習(笑)は自大学の学生を医師国家試験に受かられるために国家試験の勉強をさせるだけの場に成り下がってしまっています。さらにその大学の甘さに胡座を書いてどんどん堕落していき、一般的な感覚を失ったモンスター学生をどんどん生み出しています。

 

嘘であってほしいですが、これは事実で僕が半分くらいの医学生が嫌いな理由です。常識がなく、遅刻する。挨拶ができない。態度が悪い。そんな彼らが医師になるのです。

巷にいる変な医者はおそらく彼らの未来なのでしょう。愚痴を書いただけになってしまいましたね。

 

本題に戻って医師国家試験についてですが、2日間にわたって実施されます。

問題は常識問題の必修と呼ばれるものと幅広い臓器別の知識が問われる一般、臨床という2つのラウンドからなると考えていただくとわかりやすくて、必修は160/200以上 一般臨床は相対評価で上位85~95%程度が合格になる試験です。またこれらの成績とは別に患者を死なせてしまう様な処方、処置 臓器に不可逆的な障害をきたす。患者に害を与えてしまう選択肢(禁忌)を3つ以上選択して誤答するとその時点で不合格になる試験です。厳しい様ですが、3人の患者に害を与える人間は医師として世には出て欲しくないので当然でしょう。そして禁忌問題はそんなに難しくないものが多いです。

 

これらの対策をするためにセンター試験の様に模擬試験があったり、東進のような映像講座があります。映像講座は非常にわかりやすく、大学の講義や試験を通るのに助けになり、確かに医学生の理解レベルがある程度上がったのは映像講座のお陰なのだと思います。

 

しかし、

 

映像講義を試聴すれば最短距離で試験にパスできてしまうことから、臨床実習を早く帰らせてくれるいわゆるハイポな実習先を選んでひたすら映像で勉強すると言う学生がびっくりするくらいいます。臨床実習は患者に会いに行って、映像では得難い患者の心理、社会、精神面を感じたり人生について考える機会ではないのでしょうか?そんな機会を映像の病気の確認の様な茶番にしてしまったのは学生のせいだし、映像講座のせいであると部分的には思うのです。

 

医学生になりたいやつ。臨床に出たいなら最小の努力で知識を得ることも大事かもしれない。いわゆるコスパも大事だ。でも絶対、コスパのいいことだけやってたら助けられる患者ばかりではない。むしろどうしようもなく困ってる人を助けるにはコスパの悪いこともやらなきゃいけないはずだ。コスパなんか選ぶなどんどんしんどい道を泥臭く進もうぜ。

 

 

そして医学教育界 卒前教育は絶対に効果ある。俺が証明してやる。そして俺が医学教育を変えてやる。