*厳密な医学ではなくあくまで国家試験を解くためのまとめなのでエビデンスがしっかりしたものとしていないものは様々です。
そのことに留意して読んでください。
116A8 正解はd 心室中隔の左右非対称性の肥大ではなく、基部の菲薄
サルコイドーシスとは原因不明の自己免疫性疾患であり、全身臓器にこぶのような肉芽腫という構造物ができることでその臓器の機能を障害する疾患である。
肺・胸部 病変が多く 心 眼 皮膚などの症状が多い
心サルコイドーシスに関しては血液を全身に送るポンプのような働きをする心臓のポンプ機能が低下する心不全、心臓のポンプのリズムを調整する電線の機能障害による不整脈を生じる。
検査 胸部Xp CT 血液検査 組織診 Gaシンチグラフィ PET検査(心筋が糖を取り込むため検査18時間前から糖質制限、12時間前から絶食)
心電図 Holter心電図 心エコー(中隔中部の限局性肥厚 中隔基部の菲薄化) 造影MRI
サルコイドーシス診断基準 特徴的検査所見
①両側肺門リンパ節腫脹
②ACE、リゾチーム高値
③sIL-2R高値
④Gaシンチ、FDG-PET陽性
⑤BALでリンパ球上昇 CD4/CD8>3・5 2つ以上
臨床症状
主要徴候
高度房室ブロック 心室性不整脈
心室中隔基部の菲薄化 心室瘤
左室収縮不全 EF<50%
PETまたはGaシンチでの異常集積
Gd造影MRIで陽性
副症候
心室不整脈、脚ブロック 軸偏位 異常Qnami
心筋シンチでの還流異常
心内膜心筋生検 心筋間質の線維化や細胞浸潤
主要症候2つ以上
副徴候2つ以上
サルコイドーシス診断基準2016より
116A12 正解はe 肺動脈性高血圧に伴う呼吸不全
高血圧緊急症とは血圧の異常高値のみならず標的臓器障害が急速進行し、直ちに降圧治療を開始しなければ致命的になりうる病態 〔日内会誌 104:268~274,2015〕
乳頭浮腫を伴う加速型ー悪性高血圧
高血圧脳症
急性の臓器障害を伴う重症高血圧症
アテローム性血栓性脳梗塞
脳出血
SAH
頭部外傷
急性大動脈解離
急性心筋梗塞および急性冠症候群
急性、進行性の腎不全
脳梗塞血栓溶解療法治療後の重症高血圧
カテコラミンの過剰 褐色細胞腫クリーゼ モノアミン酸化酵素阻害薬 交感神経作動薬 降圧薬中断による反跳性高血圧 脊髄損傷後の自動性反射亢進
収縮期血圧180mmHg 拡張期血圧120mmHg以上
子癇
手術関連 緊急手術が必要な患者 術後高血圧 血管縫合部からの出血
重症やけど
重症鼻出血
日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン2014参考
治療 血管拡張薬 α遮断薬
116A33 正解はe ガドリニウム造影MRI
透析依存性の場合 ヨード造影剤の場合は使用することができるが、Gd造影剤は透析によって速やかに排除することができないのでNSFを引き起こす可能性があり、使用することはできない。
NSF 皮膚の発赤腫脹、掻痒、硬化、疼痛を来す疾患。 予防のために造影MRI施行前にeGFR測定
116A39 Darier病 10歳代までの小児期に発症 遺伝性角化症 常染色体優性遺伝疾患であり、ATP2A2と呼ばれる遺伝子が原因 de novoでの発症も約40%程度?
顔面 首 胸部体幹などの脂漏部に好発 腹部 背中中央 脇の下 口腔粘膜
褐色で1~2mm程度の角化した丘疹
痒みを伴い二次的な感染症に注意
116A50 正解はa 過敏性肺炎
3週前からの乾性咳嗽と亜急性咳嗽を伴う35歳男性の発熱と呼吸困難
胸部Xp:すりガラス影 胸部CT:小葉中心性の粒状影 すりガラス影
コロナのCTでは末梢下肺野にすりガラス影多し?
新型コロナウイルス感染症 7日程度で症状は減弱
COVID-19肺炎は感冒症状後 day7-day14程度で炎症が生じる。
116A54 正解はe
滲出性中耳炎への移行を鑑別する必要があるため?
鼓膜所見は急性中耳炎の像
急性中耳炎からの滲出性中耳炎への移行を覚えておく。
中耳炎治癒後に子供の聞こえが悪く受診することあり。
治療はチューブ留置