自分の原点。
僕はずっと学生時代から体育会系で中学から高校1年まで野球をやり高校2年からある事情により柔道部に転部して大学3年まで柔道を続けてました。それと並行して大学1年から空手道場に通ってました。ちょっと話がおかしいと思うでしょうが大学は夜間だったので夜間の柔道部は人数が少なく練習時間も短かったので隠れて空手の練習をしてました。それから卒業して会社員生活を数年過ごしてきたのですが大学時代からずっとウエイトトレーニングをやってきました。大学時代は体育館にある筋トレマシンを使い勤めてからは会員制のジムに通ってました。なにせ空手の鍛錬には欠かせないトレーニングで筋肉をつけてないと骨折してしまうし強豪と相手にならないので必死に夢中になって終電の時間までやってました。日中はバイト、夕方からは講義、柔道部の練習を終えて一人残ってトレーニングと空手練習。睡眠時間は当時4時間くらいしか取れなかったと思いました。そんな学生生活が3年半ほど続きました。今考えれば無謀でした。若かったです。大学は卒業しても空手道場は十年くらい通ってました。今は公共施設にあるジムを利用してます。中学、高校時代は、ほぼ強制的に毎日鍛錬をやらされてきましたが二十歳からは自主的に始めました。高校時代は二度とこんなことやるもんかと思っていた鍛錬を何故かまた似た様なことを自らやり始めるのも皮肉なものですね。なんやかんやで数十年、現在に至ってます。きっとそれが自分の原点なんでしょうね。そして、まさか自分が役者の世界に飛び込むなんて想像もつきませんでした。今、思い起こしても不思議な気がします。役者は肉体労働における表現であると自分は確信してます。なのでこの年でも未だに自分の原点と向き合ってます。皆さんの自分の原点は何ですか。そして、その原点と今、向き合ってますか。