10月24日~26日まで、現地調査に行ってきました。
調査中、探査機の電源が「ON]にならなくなり 1日繰り上げて終了しました。
探査機は、修理に出しました。
前回調査の「画像評価」では、あやしい部分があるとのことなので 今回はその箇所を集中的に探査しました。
結果は、「空洞なし」でした。
これで 第一次調査は終了します。
ターゲットにしていた「彦山駅東三角点周辺」には、トンカラリン遺跡は「なさそうです」。
ただ、三角点南斜面にある「一直線に並ぶ3本の常緑広葉樹(よく神社で見かけるような樹)や巨石(古代祭祀用の磐座のようなもの)」については、なにか今でも人知れず誰かにお祀りされているのではと思わせるほど「不思議」な空間でした。
今回の調査で、探査機に習熟することができ、また 各々の特性も把握できました。
今後の調査に生かしていきたいと思います。
<探査機能のご紹介>
1.CAVE FINDER
電線(黄色、10m/本)の先にL字の電極がついていて、これを地面に刺して「空洞探査」を行います。
※今回、三角点南斜面で計測したところ「7か所で空洞有」とでたのですが、他のセンサーでよく調べると結局は空洞なし。
どうも表土に水分を多く含んでいると「誤作動」し、「空洞有」とでるようです。
今後は、10~
10mの長さの電線は「扱いずらい」ので、
2.GRABD SCAN(標準センサー)
探査機の先に標準センサーを装着し、手作りの下記園芸用ネットの白いテープを貼った部分を狙いボタンを押し計測していきます。一つの場所で 4方向から4回計測します。この4つの画像がすべて同じ部分で反応が出た場合 ターゲットが存在することになります。
3.GRABD SCAN(スーパーセンサー)
探査機の先の標準センサーをはずし、黒い筒のような「スーパーセンサー」を装着し 上記2項と同じように計測していきます。精度は、「スーパーセンサー」のほうが標準センサーより格段に優れています。
4.DISCRININATION
スーパーセンサーはマルチな機能があり、上記のGRANDSCANにも使えますし、「ピンポイントでの空洞探査」が可能です。ポイントでゆっくりとセンサーをかざすと、「波形」が右から左へと流れていき 色・形が変化していきます。
空洞がある場合、下記にとおり「上部は緑色・下部は青色」になります。