世界の酒場 (表) | 虚空が数学をやるブログ

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「俺はこの酒場を経営してまだ一週間もたっていない。別に今まで似たようなことを仕事をしていたわけではなく何をやっていいかさっぱりであるが、金を出す客には酒を渡すただそれだけだ。」とインタビューしてきた女に粗雑に答えた。女は「たただそれだけなんですか?色々な国の人が利用しているみたいだけど。」と言った。だから俺は「小綺麗であるが、小さくて、ありきたりなメニューしかない、どこにでもあるような店だぞ。」と言ってやった。すると、女は「貴方に魅力があるのでは?」と言ってきた。俺は「俺に魅力があるか?答えてみろ。」言ってやった。女はだまりこんでしまった。怒ってしまったようでインタビューは中止し帰ってしまった。しばらく誰もいない店で一人テレビをみていると、鮮やかな瞳の女性が金を持って入ってきた。だから、酒を渡してやった、飲み終わると帰っていった。次の日も来た、飲み終わると帰って行った。次の日も来た。また次の日も、、、常連になったらしい。結局一回も話すことなくある日をさかいにパタリと来なくなった。次の日から、見慣れない髪色の男が来るようになった。


男は「別に話さなくてもいい、話せないか、どうせまた同じことだ、少し値段を上げるか。」と一人で呟いた。