悲劇が幸運、幸福が不幸 | イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

苦しみや悲しみが不幸ではありません。霊的真理を知らずにいることが最大の不幸です。
間違いや失敗で願いが叶わない人生が残念な人生ではありません。霊的成長せすに終わる人生が最も価値のない人生です。
真の幸福のために、ともに学びましょう。

「あなた方にとって悲劇と思えることが、私どもから見れば幸運と思えることがあり、あなた方にとって幸福と思えることが、私どもから見れば不幸だと思えることもあるのです」
『シルバーバーチの霊訓(1)』P.58/LB3~P.58/LB1

悲劇・不運と思える体験が実はありがたい体験で、苦も無く努力とは無縁で好きなことをして生活できる人生は不幸な人生です。
多くの人が願う苦しみも悲しみも挫折もない満ち足りた人生は、地上の常識とは反対に霊的にみると価値のない無意味な人生になるのです。
それは、霊的成長という観点で判断するからです。
私たち人間の地上人生の目的である霊的成長をせずに終わったとしたら、これほど不幸な地上人生はありません。
このことは、私たちの生命が永遠で死が終わりではないことを得心していなければ理解できないことです。