「あなた方にとって悲劇と思えることが、私どもから見れば幸運と思えることがあり、あなた方にとって幸福と思えることが、私どもから見れば不幸だと思えることもあるのです」
『シルバーバーチの霊訓(1)』P.58/LB3~P.58/LB1
悲劇・不運と思える体験が実はありがたい体験で、苦も無く努力とは無縁で好きなことをして生活できる人生は不幸な人生です。
多くの人が願う苦しみも悲しみも挫折もない満ち足りた人生は、地上の常識とは反対に霊的にみると価値のない無意味な人生になるのです。
それは、霊的成長という観点で判断するからです。
私たち人間の地上人生の目的である霊的成長をせずに終わったとしたら、これほど不幸な地上人生はありません。
このことは、私たちの生命が永遠で死が終わりではないことを得心していなければ理解できないことです。