苦しみの甘受 | イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

苦しみや悲しみが不幸ではありません。霊的真理を知らずにいることが最大の不幸です。
間違いや失敗で願いが叶わない人生が残念な人生ではありません。霊的成長せすに終わる人生が最も価値のない人生です。
真の幸福のために、ともに学びましょう。

「もしも私の説く真理を聞くことによって楽な人生を送れるようになったとしたら、それは私が神から授かった使命に背いたことになります。
私どもは人生の悩みや苦しみを避けて通る方法をお教えしているのではありません。
それに敢然と対ち向かい、それを克服し、そしていっそう力強い人間となってくださることが私どもの真の目的なのです」

『シルバーバーチの霊訓』(1)P.52/1~5

霊的真理に出会ったということは、それなりの苦難や苦悩を抱えてきたはずです。
霊的真理をもっと知りたいと思ったということは、自分を救ってくれると期待したはずです。
霊的真理を得心できたということは、大きな喜びに心が満たされたはずです。

しかし、どれほど学んでも霊的真理は深くすべてを理解できません。
たとえ理解できたからといって地上人生が楽に過ごせることはありません。
私たちから苦しみがなくなることはありません。

手にできた霊的真理を日常生活で実践する努力を続けることで強くなっていきます。
強くなれば今まで辛いと思っていたことが、苦痛でなくなります。
同じ事が起こっても、もう辛いとは思わなくなります。
それこそが霊的成長です。

そこにまで至る道は遠く厳しいですが、
素晴らしいと思いませんか…。