「霊的真理というものは、それを受け入れる用意のある
人にしか理解されないことを銘記しなければなりません。
叡智は魂がそれを理解できる段階に到達するまでは、
受け入れられません」
『シルバーバーチの霊訓（２）』 P204/LB4～LB3
シルバーバーチの言葉に出会い、なるほどと納得できた
人は時期のきた人です。
それは、深い痛みと苦しみの体験を通しこの地上には自
分を救うものはないと絶望を味わった末に、魂に準備が
できたということです。
「すべての魂がそうであるように、あなたの魂も、地上で
いかなる人生を辿るかを誕生前から承知していたのです。
その人生で遭遇する困難、障害、失敗のすべてがあなた
の魂を目覚めさせるうえでの意味をもっているのです」
『シルバーバーチの霊訓（１）』 P.71/9～LB4
物質的なものしか認識できない今の私たちには、理解す
ることはできませんが、この地上で体験することすべて
に意味があったことを死後霊界でわかるそうです。
そして、辛く苦しかった体験が実は自分にとって必要で
ありがたいものだったと思うそうです。
シルバーバーチの言葉に出会いそこから真理を教わり、
人生の目的や本来の自分や死の意味、また地上人生
で味わう苦しみ悲しみに意義があることを知ることがで
きるのは、今の地上では一握りの人間です。
周囲の人には、理解されず否定され嘲笑されたりします。
しかし、私は真理を得心したからこそ真実に目隠しをす
る生き方はできません。
何よりも、誕生前に約束してきたことだからです。
真理に沿った生き方を心がけること。
真理の普及のために生きること。
誰にでも、地上への誕生前に決めてきたことがあります。
それが、今の苦しみや悲しみの体験なのかもしれません。
どうか忘れないでください。
私たちは霊的存在で、永遠に生き続けます。
地上人生は束の間の出来事です。