死後の後悔 | イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

苦しみや悲しみが不幸ではありません。霊的真理を知らずにいることが最大の不幸です。
間違いや失敗で願いが叶わない人生が残念な人生ではありません。霊的成長せすに終わる人生が最も価値のない人生です。
真の幸福のために、ともに学びましょう。

肉体の死から目覚めたあと、霊界で私たちは何を思い何を考えるのでしょうか。


各自がそれぞれの地上人生を振り返ります。
もとの生活に戻ることのない、すべてを終えた世界での出来事を総点検するのです。
しがらみも損得も発生しない霊的視点で自分の過ごしてきた物質生活を振り返ります。


見栄やプライドや利己的な思いを持ちながら地上人生を過ごしてきた自分を、死後霊界から眺めた時どう思うのでしょうか。
他人の評価や名声や地位など、何の価値もありません。
そんなものにこだわること自体が、見栄やプライドです。

思っていた以上の自分の欲深さや強い自己愛に愕然とするかもわかりません。
知らず知らずに、多くの罪(摂理違反)を犯していたことを知るかもしれません。

そして、大きな後悔をします。

シルバーバーチは言っています。

いちばん残念に思うことは、やるべきことをやらずに終わったことです。あなたもこちらにお出になればわかります。きちんと成し遂げたこと、やるべきだったのにやらなかったこと、そうしたことが逐一わかります。逃してしまった好機(チャンス)がいくつもあったことを知って後悔するわけです。」(シルバーバーチの霊訓[5] P179)


人のために役立てるチャンスがあったのに、損得を考え行動しなかったこと。
今回の地上人生で乗り越えるはずだった苦難から逃げ出したこと。


あなたは死後、何を後悔するのでしょうか。