幸せって… | イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

苦しみや悲しみが不幸ではありません。霊的真理を知らずにいることが最大の不幸です。
間違いや失敗で願いが叶わない人生が残念な人生ではありません。霊的成長せすに終わる人生が最も価値のない人生です。
真の幸福のために、ともに学びましょう。

幸せって何だろう…

欲しいものを手に入れたら幸せかなぁ

今欲しいものは、
 美味しい料理
 ぐっすり眠れるベッド
 自分の好きなことができる時間
 おしゃれしてお出かけも、いいな
 
手に入れられたら幸せかも

もし欲しいものが手に入ったら…

美味しい料理を食べてる時間は幸せです。
もうすぐ食べられると思う瞬間から、満腹感を感じている間は幸せかな
数時間しておなかが空いたら…

毎晩寝心地のいいベッドに入った瞬間から眠りにつくまで幸せです。
病気や心配事が頭から離れない時は幸せは感じないかも

私の好きなことは山登り。
自然の中にいると嫌な仕事や人間関係のことを忘れられて幸せです。
でも、いつもの生活に戻れば、あの嫌なことに向き合わないといけない

おしゃれしてお出かけ、カフェに入ったりかわいい雑貨を見てぶらぶらしたり
あの服いいな…今着ている服は2年前に買ったものだしやっぱり…


欲しいものを手に入れたら、そこそこ幸せを感じるかもしれない
だけど、ちょっと違う

私の思う幸せは、永遠に残るもので決してなくならないもの
自分の心が豊かになれるもの

嫌なことがあった時、前向きになれる気持ちがほしい
悲しいことがあった時、泣きながらでも悲しみを受け止めたい
怒りが起こった時、許せる大きな心で気持ちを鎮めたい
不安がよぎった時、大丈夫と思える支えがほしい


欲しいものに囲まれたとしても、悲しみや不安や怒りがあれば幸せは消えてしまいます。
それは、うわべだけの薄っぺらな一時の満足だからです。

心がいつも穏やかであることが幸せではないでしょうか。
生きているということは必ず喜怒哀楽が発生します。
無感情・無感動では困りますが、自分の感情に振り回されることはもっと困ります。
自分自身が一番損をしています。

嫌なことがあった時は、これを乗り越えることが今の課題であり挑戦と思います。
越えた先には今までと違う自分がいます。
悲しいことがあった時は、自分は決して一人ではなく背後で私の心を知っている存在が慰めてくれています。
怒りが起こった時は、自分の感情を逆なでした相手もそれに腹を立てる自分も未熟なのです。
未熟だから、こうして地上にいるのです。
不安なことがある時は、妄想をやめてください。
不安や取越し苦労のほとんどが自分の妄想です。
起きてもいないことを想像して心配しているのです。

目の前の出来事はすべてこの地上にいる間の一時の事です。
霊界へ帰った時には、些細なことだったと思えるはずです。
私たちはこの地上に旅をしに来ているのです。

地上を旅する者であれ、地上の住人になるなかれ