稀少がんである “外陰がん” は、その90%が『扁平上皮がん』、5%が『黒色腫』だそうです。

当初、その残りの5%のうちのひとつである『バルトリン腺がん』との診断を受けましたが、2020年7月、がん細胞を改めて調べた結果、「バルトリン腺がんでも扁平上皮がんでもない」ことがわかり
、詳しい分類は不明で、現在は
『原発不明の外陰がん』
もしくは
『原発不明の卵巣がん
 (内膜症由来の組織型の可能性あり)』
として治療をしています。

よくわからないがんのため、
誰かの参考に…はならないかも?ですあせる



  2018年


▶春(43歳)
・外陰のしこりに気づく(痒み痛みなどはなし)

▶11月
・レディースクリニック初受診
  バルトリン腺嚢胞との診断で薬を処方されるも効果なし
  日常生活に支障が出ていたので摘出も視野に入れる
  (ゴルフボールの上に座るような感じ。座ると痛い)

▶12月
・念のためと、大学病院を紹介される
  こちらでも同様の結果だったため、手術を決意
・病状を詳しく見るためMRI検査を受ける


  2019年(1年目)


▶1月
・MRIの結果を聞き、嚢胞の多さに衝撃を受ける
・手術前検査と入院説明を受ける

▶2月
手術①(バルトリン腺嚢胞摘出)

▶3月
・退院後初経過診察
  摘出した物の中からがんが見つかる(バルトリン腺がん)
  腺がんは、放射線治療や抗がん剤が効きづらいと言うことで
  月1の経過診察と半年ごとのMRI検査を続けていく
  →当初、バルトリン腺がんとの診断でしたが
   2020年7月、バルトリン腺がんではないことが判明
   (*参考:当時の記事)

▶5月(44歳)
・経過診察③
  腫瘍マーカーが少し上がっていた
・念のため、予定より早くMRIを受ける
  画像から異常は見つからなかった

▶10月
・経過診察⑦
  しこりを発見したので先生に相談
・MRI、PET検査の結果、外陰がん再発

▶11月
・再発のため手術決定
・消化器外科受診(人工肛門の可能性が高いため)
・下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を受ける
・形成外科受診(皮弁の可能性があるため)
・入院前面談

▶12月
手術②(外陰がん摘出、肛門直腸摘出、人工肛門造設)


  2020年(2年目)


▶2月
退院後初経過診察(婦人科、消化器外科、形成外科、ストマ外来)
  消化器外科の診察は今回で終了
・身体障害者手帳交付
・復職(退院後1ヶ月)
  仕事での立ち時間が長すぎたせいか、皮弁箇所が痛む

▶3月
・経過診察②(婦人科、ストマ外来、形成外科)
  形成外科の診察は今回で終了
  来月より婦人科主治医変更のため、MRI検査を受ける

▶4月
・経過診察③(婦人科、ストマ外来)
  ストマ外来は夏までお休み
  MRIは異常なし
  腫瘍マーカーの数値が下がっていないのと子宮の状態により
  子宮腺筋症の診断
  →手術で全摘か薬での治療を提示されたが、
   手術を受ける気力が出ず、
   ディナゲスト錠を処方していただく
  血液やリンパに乗って飛んでいないか念のためCTを受ける

▶5月(45歳)
・造影CT検査(1回目)
・経過診察④(婦人科)
  CTの結果、左肺に気になる極小さな白いものがみつかる。
  一ヶ月後に再度CT撮って確認することに。

▶6月
・経過診察⑤(婦人科)
・造影CT検査(2回目)
  先月より1ミリ大きくなっている 肺転移確定
  がん遺伝子パネル検査の説明を受ける。

▶7月
・カンファレンス結果を聞く
  まさかの「バルトリン腺がんじゃない」告知
  (*参考:当時の記事)
・呼吸器外科受診(検査4種)
・脳のMRI撮影(転移の有無を調べるため) → 脳転移なし

▶8月
・手術③(肺転移のため左肺下葉摘出)
・経過診察①(呼吸器外科、婦人科)
  レントゲン撮影 → 異常なし

▶9月
・抗がん剤治療(DC療法)開始(全6回)
・経過診察②(呼吸器外科)
  レントゲン撮影 → 異常なし
  呼吸器外科の診察は今回で終了
  今後、何かあれば婦人科通院のついでに寄る感じで。
・抗がん剤治療(2/6回目)

▶10月
・抗がん剤治療(3/6回目)
・造影CT検査(3回目)

▶11月
・抗がん剤治療(4/6回目)、輸血あり
  抗がん剤が皮膚下で漏れたため途中から左腕→右腕に変更
・左腕の痒み&炎症のため受診(婦人科→皮膚科)
  混合薬軟膏(デルモベート軟膏0.05%、プロペト)を処方される
・皮膚科、高血圧内科受診
  腎臓、肝臓、ヘモグロビン、血小板、HbA1c などの
  値が悪く、5回目の抗がん剤治療は延期。
・経過診察④(婦人科、糖尿病内科受診)
  HbA1c改善のため週1で自己皮下注射(トルリシティ)と
  自宅で血糖値測定をすることに。
・発熱のため予約外受診
  ヘモグロビン低下(5.4)が見つかり輸血決定

▶12月
・輸血のため入院(二泊三日)
  3パック輸血し、ヘモグロビンの値が4.9→8.5に改善
・抗がん剤治療(5/6回目)
・経過診察⑤(婦人科、高血圧内科)


  2021年(3年目)


▶1月
・抗がん剤治療(6/6回目)、輸血あり
・造影CT検査(4回目)

▶2月
・経過診察⑥(婦人科)
  CTの結果:異常なし → 三度目の経過観察へ✨
・腎高血圧内科受診 → 異常なし
・糖尿病内科受診 → トルリシティ終了、メトグルコ錠開始

▶3月
・経過診察⑦(婦人科) → 異常なし
・市の乳がん検診 → 異常なし

▶4月
・市の子宮頸がん検診 → 異常なし

▶5月
・5/20 祝!脱帽記念日(ラストケモより4ヶ月半)
・経過診察⑧(婦人科、腎・高血圧内科)
  胸部レントゲン、血液検査、内診、エコー → 異常なし
  次回から3ヶ月毎の診察になる

▶8月
・経過診察⑨
  胸部レントゲン、血液検査、内診、エコー → 異常なし

▶10月
・ストマ周辺の腹痛のため消化器外科受診
  大腸カメラ、造影CTの結果、傍ストマヘルニアとの診断
  ストマヘルニア用のベルト購入(当時の記事→)

▶11月
・経過診察⑩
  胸部レントゲン、血液検査、内診、エコー → 異常なし


  2022年(4年目)


▶2月
・経過診察⑪
  造影CT検査、血液検査 → 異常なし
  次回から4ヶ月毎の診察になる

▶4月
・不正出血始まる(子宮腺筋症のお薬の副作用)

▶6月
・経過診察⑫
  血液検査、エコー、内診 → 異常なし
  不正出血は「副作用なので大丈夫」と言われひと安心

▶8月
・市の子宮がん検診 → 異常なし
・腎・高血圧内科受診

▶9月
・市の乳がん検診 → 異常なし

▶10月
・経過診察⑬
  血液検査、内診、エコー → 異常なし
  次回は造影CT検査をする(2月)
  不正出血が続いていたがこの診察後にピタッと止まった
  なにがあった??(笑)

▶11月
腎・高血圧内科受診 → 次回からは4か月ごとに


  2023年(5年目)


▶2月
・経過診察⑭
  血液検査 → 異常なし
  造影CT検査 → 右鼠径部に白いモノ
           3ヶ月後に再検査(単純CT)
・腎・高血圧内科受診 → HbA1c が6.6にあせる

▶5月
・単純CT検査(5/9) → 右鼠径部リンパに再発転移
             後日、MRI検査(5/18)
・術前検査(血液検査、心電図、レントゲン)
・MRI結果&入院前説明(5/23)
・手術④(5/29:右鼠径リンパ節腫瘍摘出術)

▶6月
・経過観察①(婦人科) (6/27)
 →病理検査の結果、転移確定
  必須ではなかったが抗がん剤治療を行うことに決める

▶7月
抗がん剤治療(DC療法)2回目開始(1/4回目:7/7投与)
・経過観察②(婦人科) (7/25)
抗がん剤治療(2/4回目:7/28投与)

▶8月
抗がん剤治療(3/4回目:8/18投与)

▶9月
抗がん剤治療(4/4回目:9/8投与)

▶10月
・造影CT検査
・経過診察③(婦人科) (10/10)

▶12月
・経過診察④(婦人科) (12/19)


  2024年(6年目)


▶2月
・脱帽記念日(2/4)

▶3月
・コロナ陽性
・造影CT検査(3/26)

▶4月
・経過診察⑤(婦人科) (4/9:コロナで1ヶ月延期)
→右鼠径部リンパ節に9mmの白いモノあり
→2ヶ月後再検査(単純CT)

▶月

▶月