江戸時代の文献による、昆布の種類解説に、道南の真昆布が絶品と記述されている。

しかし、その天然真昆布も今や収穫高ゼロとなり、今や絶滅の危機に瀕している。

なんとか養殖で、つないでいる状況だ。

上から、天然真昆布、二年養殖、一年養殖。

厚みを見ればその違いがはっきりする。

二年養殖には、天然物とそん色ないものもあるが、手間が倍かかる割に、値段はせいぜい二三割高くなるだけなので、生産量は少ない。

不漁の原因は温暖化だけに限らず、川上の森や林の荒れなども影響していると見られる。

これは、道南だけの問題ではなく、利尻・羅臼・三石などにも迫っている。

(写真はいずれも大阪昆布ミュージアム3階にて撮影)

生産地の昆布漁師や、函館市、北海道大学などが手を取り合って、対策を講じないと、絶滅が現実化してしまうのだ。