今朝は泥のように眠りについて、三時間以上一度も目を覚まさなかった。


なのに昨日までよりも眠いのは何故…。



そして身体が更に重さを増しているように感じるのは何故なんだ…。



あーあ…加齢しか感じねぇ…w。



おちびたちのためにかけていたアラームを全てオフにしたっていうのに、ふとした瞬間にはっ!としてしまう自分に苦笑いしながら、朝のお世話とケアをして。



調子を落としている子たちのケアも、しっかりじっくりやってあげられる気持ちの余裕が出来て、なんだかようやくホッとして。



超ド貧血になってしまった仁くんは、毎日少しずつ配合を変えていた給餌ペーストが、昨日の朝に作ったのがかなり良さげだったから、その配合を忘れないようにして、しっかり今日も給餌して。



へへ。
今日も上手に飲んでくれてありがとう。


護くんのペーストとはかなり配合が違うから、ディスポカップ二つをひたすら練り練りして、カタスパンやカロリーエースや色んなサプリを混ぜ込んで。


護くんは一度で60〜70ccを。

仁くんは一度で約50ccを。

それぞれしっかりと飲んでくれている。


保護活動を始めて以降、ずっと試行錯誤し続けている強制給餌だけれども、カタスパンと巡り会えたおかげで、あたしはかなり楽になったなぁ…。


シェルターを始めてからずっと色んなボランティアさんのブログを巡り、病気と戦う猫さんの様子や、強制給餌をしている闘病っこの様子を覗いては、ひとり悩んで色んなフードを買い込んで。


a/dメインだと下痢をしてしまう子も多いし、油っこいから量を飲んでくれない子も多かった。


フェロビタは好き嫌いが激しすぎて、なかなか気に入ってもらえる事は無く。


カロリーエースは飯舘村から保護された子達は飲み慣れている分、良く飲んでくれたけど、カロリーエースだけで一日の必要カロリー数を確保するのは困難で。


お空へ見送った子も回復した子も、どの子にも強制給餌をする度に、いつも悩んでばかりだった。


車に轢かれ生死を彷徨って、上下ともに割れた顎の骨折が落ち着いてくれたのに、どこかが悪いせいではなくて、口から食べ物を一切食べてくれない護くんが、今のスタイルでカロリーエースとカタスパンを使って作ったペーストを飲み続けていたら、ある程度までは体重が増えてくれたことが、あたし的にはすごく大きな出来事だった。


このペーストを飲み始めてからは醍醐くんの調子も安定しているし、腎不全だったムクにも安心して飲ませてあげられた。


そして今も仁くんがウマウマと飲んでくれている。


まだまだきっと知らないことの方が多いけど、少しずつでも知識を増やして行けば、出来ることがひとつでも増やせると思うから、みんにゃさんのケアをしながらも、もっともっとネットの海に落ちている情報を拾い集めて、みんにゃさんに元気になってもらえるようになりたいな…。



朝のお世話の後は、ここ数日二階で誰かが黄色いシッコをしてるから、犯猫探しをしてたけど、なかなか該当猫さんが見つけられずに困っていたら、よりによってうちの子ぷりんだったコトが分かって大慌て。



ひゃー!と慌てて病院に行ったけど、検査しても血液検査の結果からはあまり原因が分からずに。



毛玉になりやすいぷりんが丁度換毛していて、毛玉で攣れたりしてたのと、一気に夜が寒くなってきたせいで、膀胱炎気味になってしまって肝機能が落ちたのではなかろうか。と、あまり異常値が出ていない検査結果から一生懸命読み解いて。



お注射チックんして補液して、少しの間経過観察を。



清貧生活のあたしは、毎月一度だけ自分にご褒美の買い物とかをしていいことにしてるけど、今月はこの病院代で消えちゃったw。


っつか来月分もダメかもな…w。



ぷりんが元気になってくれるならそれでいい。



激オコぷんぷんのぷりんを連れて家へと戻り、夜のおやつタイムとケアを終え、せっせとお掃除をしてたら、さっきミルクをたらふく飲んで、暴れてコテンと寝ていた筈の、ゴッホくんとレオナルドくんのケージから、パリポリという心地良い音がして。



もしや!?と思って振り向いたらば、ドライフードを食べていた!




やったぁ!!


ああ…長かった…泣。



それにしたって必死だった昨日までの四日間。


ゴッホくんたちとおちびたちのミルクタイムが重なる時は、あまりにも軽すぎたおちびの身体の儚さに切なくなりつつ授乳してたけど、ゴッホくんとレオナルドくんのずっしり感やむちむち感に、笑いながらも救われていた。



今でこそこうして元気にスクスク育ってくれたけど、ゴッホくんたちの兄妹で、お空に行ってしまったピカソちゃんやモネちゃんや、一緒にやってきたミケランジェロちゃんたちが来た日の儚さも、ピカソちゃんたち三匹が立て続けに亡くなって、戻ってきたゴッホくんとレオナルドくんの線の細さも、いのちの儚さや危うさを、あたしにしっかりと味わわせてくれた。



ふふ。

こんなにちっさかったんだもんね…。






しつこかったコクシジウムの駆虫も終わったし、二度目のウィルス検査も終わっているから、安定してご飯が食べられるようになったら、ようやくフリーにしてあげられる!



はぁ…しかしまぁホントに長いミルク生活だったなぁw。



ゴッホくんたちがガブガブと飲み干していたミルクを、ご支援くださった皆さまにも心から感謝致します!!



なんで突然食べ始めたのかは分からないけど、とにかくやっと前に一歩進めたぞ…。



ちびちびトリオも居たから、ご支援頂いたミルクがたった数日で三缶も空になった所だった。



どうかもう乳飲み子が来ませんように。と願いたいけど、今日飯舘村ではKさんがまた棄てられていた仔猫を見つけてる。



ああ…仔猫祭りが終わんねぇ…。




Kさんにごめんと謝られてしまったけれど、Kさんが謝る必要なんてなにもない。



悪いのは、棄てたヒト。


いのちを、棄てたヒト。



仔猫は、ひとりでは生きられない。




見たら身体が動いてしまうあたしら暴走特急みたいなオバチャンたちは、動くことしか出来ないし。



動かなければいのちはあっという間に消えていく。



ならば見つけた以上は、しっかり育ってもらう。それだけのこと。




しっかり育ててみんな幸せになってもらいましょ♪




明日も頑張ろう。