腰を庇いながらお世話や作業をしているおかげで、いつも以上になにをやるにも時間がかかり、ブログに辿り着けないや…。
だけど少しずつ痛みが減ってきていて、来週にはしっかり治して動きを良くして行きたいから、ここで無理は禁物…と自分に言い聞かせ続けてる。
そんな間も毎日夜には零下の天気予報が続くのを見ると、待っている猫たちのことを思って自己嫌悪に陥ったりもするけれど、何度かやっているギックリ腰の辛さを身をもって知っているから、とにかく悪化させないようにするのが一番なんだもの。
待っていて。
必ず行くから待っていて。
そう願いながら少しずつ調子を上げていけるように頑張ろう。
寒さも空腹も耐えるしか無いヒトの居ない村で、必死に生きている猫たちのいのちを引き受けてくれる方はいませんか。
飯舘村では少しずつ雪が降る日も増えてきています。
五年半以上もの長い日々を耐え続けた猫たちに暖かなおうちで、これからの日々を不安なく暮らさせてあげたい…その想いで、協働する各ボランティアたちも一生懸命動いています。
どうかひとりでも手を上げてくださる方が見つかるように、拡散ご協力、どうぞ宜しくお願い致します!!
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昨日の深夜に降ってた雪は積もらず止まってて。
朝起きて外に出ても、出迎える弦太くんの姿は無い。
そこに弦太くんがいないことがほんの少しだけ寂しいような気もするけど、それよりも今弦太くんが寝惚けた顔で暖かなベッドから起きておやつをねだって鳴いてることが嬉しいや。
朝に、夕に、玄関を出ると寝ぐらにしていたちびの犬小屋の餌場に、あたしを誘って前をてってこ走っていってた弦太くん。
もう、この後ろ姿は想い出だ。
腰のせいもあるけど、ケアタイムや人馴れ訓練の子たちも増えて、やること多過ぎて毎日が天手古舞…。
時間の使い方がもっとうまくなれたらいいのに…と自分を恨めしく思うけど、そんな自分にプレゼントしようと、こないだ自腹で買ってきたXmasグッズで協力してくれそうなジャンボくんといちゃこらタイム。
ジャンボトナカイ可愛いなぁ❤︎
あ、ちなみにジャンボくんがぶすくれてるように見えるかもしれませんが、この時もめっちゃゴロゴロうるさい程に喉を鳴らしているんですw。
なにをしても動じない巌くんにも、Xmasなシュシュを着けてみたらばきゃー可愛い❤︎
巌くんはかーちゃんが側にいればそれで満足みたいで、お部屋に入ればひたすらストーカーをし続けてくれるゴロゴロうるしゃい甘えっこw。
どこかで時間を見つけて今度はゆっくり可愛い姿見せてもらっちゃお♪
自分の身体が思うように動かないと、それだけでイライラしちゃうけど、そんな中でもやることやらなきゃ終わらないから、日中は必死でレスキュー用のフードバクダンを作り、それをゆっくりと無理しないようにレスキュー車に積み込んでいたら、更に苛立ちが増してきて。
週明け20日から約一ヶ月の間、帰還困難区域には立ち入ることが出来なくなってしまうから、一粒でも多くのフードを届けてきたいのに、普段ならば軽々と持ち上げていたつもりのフードを、持ち上げられない自分がもどかしくて腹が立つ…。
あー…ちくしょーあたしのアホめ…。
なんて苛々しながらなんとかフードを積み終えて、届いてたご支援物資の箱を開梱して仕分けしてたら真っ暗だ…泣。
だけど今日も届いてくれてた彦摩呂くんやテルくんにあげるサプリや、投薬で使うシリンジや、トイレの砂やらおやつやら、暖かな気持ちのこもったご支援物資のおかげで、苛立ちが収まってくれました。
ひとりだけど、ひとりじゃない。
その想いがあたしを包んでくれる。
本当にありがとうございます!
気持ちを宥めてもらった後は、風邪が治りきらずにクシュんと言ってるプリンスくんにチックんしに病院に行ったけど、ムクはまだ食欲が戻らず酸素室に入ってた…。
体力があってくれたから復活出来たけど、ホントに危ないところだったんだね…。
出来ること全部やってもらってるから、早く酸素室から出られるのを待ってるよ。
夜の作業も思うように捗らないまま、なんとか終わらせて少しだけ仮眠して今朝もモソモソ起き出して。
朝のみんにゃさんのお世話を終わらせ、満足げな顔で団子が出来てる姿に後ろ髪を引かれながら今日は圏内にレスキューへ。
お部屋はぽかぽかにしてあるから、ゆっくりのんびり寝ていてね。
行ってきますとシェルターを後にして高速へ。
捕獲器をかけて回った後は、今日もひたすら給餌に走り回っていたけど、
にゃじらくんを保護したポイントに続く道にあるお墓の前には、黒い袋の仮置き場が出来ていた。
無性に腹が立ってたまらない…そして無性に哀しくてたまらない…。
必死にフードを置き続けていたら、バクダンが足りなくなってしまい、ヒトの来ない場所に隠れてフードを袋に詰め込んでいる自分に、なんとも言えない気持ちにもなるけれど。
持ってきたフードを全て給餌して回り、捕獲器を回収に回ったけれど、どこの捕獲器も空っぽで、圏内での保護の苦しさに身を焼かれまくってた…。
小人になってこの綿毛に乗って、空から猫たちの居る場所を見つけられたらいいのにな…なんて絵空事をぼーっと考えながら、泣きそうな気持ちでちょっとぼんやり立ち尽くしてた…。
この袋に山盛りに詰めたフードを、今ある黒い袋と同じ数だけ置いてこれたらいいのにな…。なんて思いながら、大きく大きく溜息を吐いて、年内最後の圏内レスキューを終わらせた。
今日もご支援頂いたフードを350kgほど届けてくることが出来ました。
本当にありがとうございます。
ここから一ヶ月の間、どうやって生き延びてくれるのか分からないけど、必死に生き抜く子たちは必ずいると信じて、来年も変わらずひとつでもいのちを連れ出すために来るからね。とちいさく呟いて、目一杯後ろ髪を引かれながら検問を出て帰途につきました。
悔しさと悲しみと苦しさで一杯になった気持ちで車を走らせていたら、
高速を降りてシェルターが近づき、ようやく涙が止まってくれて、シェルターに入り、自分の消毒を終えてから、各部屋の点呼してたら、迎えてくれるみんにゃさんの姿に救われて。
先週無理を押して向かった帰還困難区域で保護した可愛いちゃんも、すっかり落ち着き、一生懸命甘えてくる姿にまた泣いてw。
たくさんの負の感情に巻き込まれ、自分が苦しくなることもあるけれど、苦しいのはあたしじゃない。必死に生きてる子たちなんだ。
と自分にしっかり言い聞かせながら、あたしにやれることを続けていくために、諦めずに通い続けるあたしの背中を押してくれるチカラに感謝し続けながら、
明日も頑張ろう。