今日の福猫舎3-0304

今更こんな時間に更新するのもどうなんだ…と思ったけれど、途中まで書いたし明日も書けないかもしれないから、と思ってやっぱり更新することに。

今日は朝からお日さまはあまり出てくれないけど、穏やかな気温で寒さをあまり感じずに過ごせた、少し春めいた一日。

朝起きて各部屋のカーテンを開けに行っても、何度覗き窓からキャリアっこ部屋を覗いてみても、天音くんの姿がもう無いことに慣れることが出来ず、その都度めそめそ泣いていて。

挙げ句、朝のケアを準備してたら、

ついつい天音くん用の補液の袋も手にしてしまい、膝が崩れてボロボロ泣いちゃって、こんなんじゃ怒られちゃうよとベソかいて。

思いきらなきゃならないコトって、あたしの中ではいくつかあって。

例えば保護した子の爪を初めて切る時。

もう、お外には行かないから、長い爪は必要無いんだよ。って気持ちで切っているから、個人的にはとても想いのこもった作業だったりする。

そして喪ってしまった子に使ってたケア用品を、捨てるってことも大きくて。

もう使わないことは分かっていても、なかなかポイッとは捨てられない。

あればあったで見た瞬間に、ぶわっと泣けてくるのが分かってるのに…はぁ…ダメダメだ…。

あーあ…こんなデカい図体なのに、なんでこんなにへなちょこなんだろ…やんなっちゃうなぁ…。

それでも今生きてるみんにゃさんのケアやお世話を手抜きする訳にはいかないし、ヘタれてばかりじゃお空のみんにゃさんにも合わせる顔が無くなっちゃうから、精一杯の空元気と笑顔でお世話を終わらせ、人馴れ訓練をしたりして。

幸せにしてあげられなかった子たちの分も、今居る子たちにひとつでも多くの幸せ見つけなきゃならないんだから、と一生懸命自分に言い聞かせながら過ごしてた。

グングンと人馴れが進んでるにゃじらくんは、すっかりベタベタになってきて、ケージを覗くと甘えた声で撫でれ構えと鳴いていて。

とにかくグネグネ動いちゃうから、写真を撮ってもブレブレになるから、もう諦めて動画を撮ってみたw。

ついこの間までは地の底から響くような唸り声あげて威嚇してたのにね。

ヒトを好きになってくれてありがとね。

とってもとっても嬉しいぞ♪

年末に飯舘村で居着いたおうちが解体されて、行き場も餌場も失ってしまうから保護した10匹の猫さんたち。

グレー白のなつめくんと、近くの餌場から流れてきてた白猫の玄米くんはまるこのとこに。

クリーム色の琥珀くんと、キジサビの千鶴ちゃんは茨城県のＯさんにお願いをして、千鶴ちゃんはトントン拍子にご縁が見つかり、里親さんの下でそれはそれは甘やかされて可愛がってもらってる。

琥珀くんはもうじきお見合いがあるようで。

そしてアメショ混じりの千世ちゃんは先月の顔見せ会でご縁が見つかり、東京のあやこさんにお願いをして、二度目のお見合いをして嫁ぐ日を待っていて。

だから保護した10匹のうち、うちに残ってるのは5匹の子たち。

すっかり甘えっこになった千波ちゃん。

多分千波ちゃんとは兄妹とかだと思われるやんちゃ顔の可愛い瑛（あきら）くん。

瑛くんも随分慣れてきてくれました。

三毛の千里（ちり）ちゃんは、触らせてくれるけどまだ怖がりで、なかなか写真が撮れなくて。

黒猫の翠（すい）くんは、触れるようにはなったけど、ただでさえ写真が撮れない黒猫さんなのに、パニック気質でスマホを向けると飛び上がっちゃうから、これまた写真が載せられない…泣。

そして先に9匹を保護して、とりこぼしてて年末ギリギリに保護した薄茶の碧（あおい）くん。

保護した時点で6.9kgもあったおでぶちんw。

これがまぁ…ホントに聞かん坊で、シャーシャーうるさくて、パンチも出てて、おまけにドライフードを食べてくれず、散々苦労させられたけど、つい先日から一気に人馴れが進み始めてくれていて。

まだちょっと腰は引けてるけど、ゴロゴロ言いながら甘えてくれるようになりました♪

碧くんと玄米くんはエイズっこだけれど、他の子たちはノンキャリア。

早くもっともっと人馴れしてもらって、幸せみつけてあげたいな。。。

昨日はそんな飯舘組の爪切りを敢行していたのだけど、やっぱり感慨深いんですよね…。

どんどん状況が悪くなってる飯舘のどうぶつたち。

なんとかしたいと思っても、ひとりのチカラで出来ることなんてたかが知れている。

だけども動かないと喪われるいのちが増えるばっかりになっちゃうから、やれることを探して、出来ることを見つけて、守れるいのちを守らなきゃ。

なんてぼんやり考えながら、昼間の時間を過ごしてから、入院してるチビちゃんの検査があったから病院へ。

今日も可愛いぞー❤︎

チビちゃんは、腎臓の数値は少し改善してたけど、点滴で脱水が改善してきたせいか、他の数値が悪化してたりしたから、今日はまだ退院出来なくて。

なんとか少しでも改善してくれるようにと願いながら、追加であげたご飯やおやつを撫でながら食べさせて。

がんばれチビちゃん。

早く戻っておいで、ね。

めそめそしてたりうじうじしてると、ホントにみんにゃさんに怒られちゃうから、いつだって胸の中で一緒にいるみんにゃさんと共に、今目の前にいるみんにゃさんをしっかり守っていけるよう、

明日も頑張ろう。