今日は日差しは差し込むけれど、昨日の夜から更に気温が下がってきてて、日中も気温はあまり上がらぬままに、寒さを感じる一日で。

朝のみんにゃさんのケアやお世話の途中、いつもの時間にhibiさんが来なくて、あれれ?と思いつつも、お世話をやってる合間にブログ書いたりしていたら、焦った顔でhibiさんが今日もゴミ出しに来てくれて。

ゴミ出しを終えて、いつものように飯館の子たちのこど少しだけ立ち話をしていたら、今日はあの子を捕まえたい、というhibiさん。

あの子とは、

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数日前にまた山木屋の交差点の餌場に現れた痩せっぽちのキジ白さん。

少し前に保護したカフェラテシロップの山木屋三兄弟と同じく、今まで誰も見たこともない子が餌場に現れるということは、どうにも悩ましい結論しか出ないけど、痩せっぽちの猫さんが寝る場所すらもないこの場所で、もう夜は零下になってるこの冬を越せるとは思えず、少し二人で頭をひねり、この子はぼんぼんにお願い出来るか聞くことにして、とにかく保護できたら電話をもらうことにして飯館へ向かうhibiさんを見送って。

hibiさんがこの子を見かけた日のブログを見たたこちゃんから、あの子、切ない……とLINEが来てたから、きっと引き受けてくれる筈!wという確信犯的なきもちもあったけど、無事に餌場に居てくれることを願いながらみんにゃさんのお世話をしてたら、hibiさんからの着信が。


どうだった!?と速攻で聞いたら、入ったで~!と嬉しそうな声が返ってきて、ひとまず胸を撫で下ろし、少し給餌してから戻ってくるというhibiさんと病院で待ち合わせをすることにして。


ホントは先日保護して川俣町の病院に預けてある子たちをお迎えに行く予定でいたけど、またまた日にちを変更の電話をしたりしつつ、たこちゃんに急いでLINEして。


こないだの子が保護できたみたいだけど、そっちで受け入れ頼めるかな…?と連絡したら、一言いいよと即返事w。

ありがとーー❤︎と連絡してから、hibiさんとの待ち合わせで病院に向かい、お昼の診察時間ギリギリに間に合って。

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しょぼしょぼの顔をした、まだまだ若そうなガリンペタンの男のこ。




声も幼い鳴き声で。

良く頑張って餌場に辿り着いて、そして居着いてくれたよね…と話し、夜の診察時間までの間に手術とワクチンと駆虫をお願いをして、hibiさんと一旦別れ帰宅して。


たこちゃんに、
男のこだったよー。
仮名決めてねー。

と連絡したら、枯葉の吹き溜まりで暖をとってた写真のせいか、落ち葉やら枯葉やらという切ない名前が届きww、全て即断で却下してw。


結果的にはお日さまたくさん浴びてほしいねと、日向(ひなた)くんとつけてもらい、少し落ち着いたらたこちゃんのとこにお引越し。


生後10ヶ月以上は経っていそうな月齢なのに、2kgしかないガリンペタン。

お腹には大量のマンソン飼ってて、これじゃ全部栄養盗られちゃう…。

早く虫さん落としてたこちゃんちで毎日美味しいご飯を食べて、あったかいとこでぬくぬくして、あまあまになって幸せ探してもらいなね。

たこちゃんhibiさんも、ブログにアップしてくれているので、日向くんのことをどうぞお見知りおきくださいね。



他にも保護したい子たちはわんさかいるけど、あたしもまるこも、そしてたこちゃんだって余裕なんて全然無い。

だけど放っておけばきっと冬を越せることなく、悲しい姿を見ることになるかもしれないこの子を放ってはおけなかった。


そしてこの子のことで一緒に胸を痛めてくれてた同じ餌場のゴエモンを迎えてくれた里親さんが、hibiさん経由で先日保護した伊丹沢の餌場を解体で追われる子たちの中から、触れる子たちを二匹預かって頂けることになり、感謝の気持ちに包まれて。


比較的のほほんとしたブログを書いてるけど、ホントはいつも苦しくて。

自分のチカラの足りなさや、出来ることの少なさに、いつも打ちのめされている。

それでも出来ることをやるしかないんだし…と自分に言い聞かせてはいるけれど、もっとなにか出来ることは無いのかと、いつも悩んでしまってて。

圏内だって飯館だって、復興の光なんてこれっぽっちも見えないし、どうぶつたちはどんどん年を重ね、野生動物はその勢力をひたすら増している。


だけどそれでもなにか出来ないか、なにか出来ることはないものか、と日々模索の毎日で。


せめてもの慰めは、目の前にいるみんにゃさんが穏やかにご機嫌に過ごしてくれていること。

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巨猫ローリエくんと蓮くんの仲良し肉団子w。

引きで見ると、

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ベッドの形すらも変わってるw。

ローリエくんは、双葉町で保護され、最初の頃は表情ひとつ変えずに何日もハンストしてくれて、手を出せば噛み付いてくる子だった。

蓮くんは、浪江町の津島で保護され、フリーズしてばかりでいつも心を閉ざしてた。

時間をかけて、ひたすら名前を呼んで、少しずつ少しずつ歩み寄り、こうして今はとっても仲良しになれたけど、何度も心がポキンと音を立てながらの人馴れ訓練だったよね。

なかなかご縁を繋げてはあげられないけど、それでもこうして安心した姿を見せてくれていることは嬉しくて。


保護したどの子もたいせつなたいせつないのちたち。

間もなくやってくる五回目の冬を前にして、毎日悩んでばっかりだ…。


悩んでも悩んでも結論が出ないことばかりだけど、いのちに対して正直に、まっすぐに向き合っていけばおのずと何かしらの道が見えてくる筈だから、どの子たちにもこんなゆったりした姿で過ごしてもらえるように、


明日も頑張ろう。