人生をより良くしようとして自分の本音を
明らかにして選びたいと思う選択肢を
選んでいるはずなのに

いくら選択を変えてもどこか人生が
パッとしなくて心や身体が重くなる
ということが続いていた。

そもそも私が挙げていた選択肢の中に
本当に選びたいと思う選択肢は
含まれていなかったのだ。

選択肢の中に
"これは含まれていない方がいいな"
と思う要素があるのだけれど

その要素が含まれていない選択肢などない
と思い込んでいた。

だから嫌だと思っている要素ができる限り
少ない選択肢を挙げて

その中から一番マシだと思う選択肢を
選んでいただけ。

私は本当に選びたいと思う選択肢じゃなくて
一番マシだと思う選択肢を選んでいたのだ。


そもそも本当に選びたいと思う選択肢が
排除された中から選んでいたから

何度選択を変えてみてもそこに含まれる
嫌な要素によって心と身体が重くなる
ということになっていたのだ。

本当に選びたいと思う選択肢を排除していた
のは自分を認めるという責任を放棄して

"自分は選ぶに値する存在じゃない"
"自分に選べるわけがない"

なんて言っていたから。

自分を認める責任を放棄した分だけ
選択肢には制限がかかってしまう。

選択肢に制限をかけて嫌な要素を
自分に課すことで

自分以外の誰かに自分を認める責任を
丸投げするのだ。


自分を認める責任を他人に丸投げすることを
やめたら選択肢が広がっていって

本当に選ぶべき選択肢・本当に選びたい
と思う選択肢は全く別の場所にあったのだ
ということに気づいた。

それは嫌だと思う要素が含まれない
妥協のない選択肢であって

選ぶことによって私の心と身体を軽くして
毎日を明るくしてくれる選択肢。


自己否定や罪悪感を超えて
自分の全てを認めて

本当に選ぶべき選択肢・本当に選びたい
と思う選択肢を選びにいこう。

一番マシな選択肢と本当に選びたいと思う
選択肢は全く別物なんだ。