何故わざわざ苦痛を感じるような
生き方を続けるの?

普通痛みを感じればどこが痛いのかは
すぐに分かるものだし何とかして痛みを
取り除こうとするはず。

でも取り除こうとしない。

何故?

それは苦痛を取り除くことができないと
思っているから。

でも本当は取り除けないのではない。

苦痛を取り除くための行動自体は
誰にでもできるような簡単なこと。

結局は自己否定や罪悪感や人目や
意地やプライドの問題だ。

苦痛を取り除くよりも苦痛を放置して
良い人を演じたり強がってみたり誰かや
何かを裁き非難したり誰かや何かを
求めたりしている方が楽なのだ。

だから"苦痛は嫌だ"と言いながらも
苦痛を放置してしまう。


私に苦痛を感じさせてくると思っていた
憎らしい相手は問題でも何でもなかった。

自己否定や罪悪感や人目や意地や
プライドを超えることのできない
私自身の問題だったのだ。

ずっと願いが叶わないことや欲しいものが
手に入らないことを嘆いていた。

でも本当は願いなんて叶わなくても
よかったし欲しいものだって
手に入らなくてもよかったのだ。

苦痛を誤魔化すための
嘘の願いやものを追いかけて

願いが叶わないとか欲しいものが
手に入らないなんて言って嘆いていた
だけだったのだから。


痛みを感じる場所も痛みの取り除き方も
分かっているわけで

痛みを取り除くためにやることは
簡単なことなのだ。

だから何かを手に入れようとしたり
何かを願ったりする前に

まずは誰かや何かのせいにすることや
カッコつけたり強がったりすることや
自分ではない何者かを演じたりする
ことをやめて

勇気を出して覚悟を決めて
苦痛を取り除いていくための
行動を起こしていこう。

そうして苦痛を誤魔化すための嘘の願いや
本当は必要のない何かを追いかけて
苦痛を誤魔化すために生きるのではなくて

本物の願いを叶えて本当に欲しいと思う
ものを手に入れて幸せになっていくために
生きていこう。