絶望することって悪いことじゃない。

ちゃんと自分に絶望できた時から
何をしても変わらないと思っていた人生が
変わっていった。

自分に絶望できた時に非難していたあの人
なんてどうでもよかったのだということが
腑に落ちて

慌てて非難することをやめて人生を
変えていくための行動を始めていった。


苦しくて変えたいと思っていた現実は
自分の弱さや幼さを正当化するためのもの。

だからこそ口では"変えたい"と言っていた
けれど本音では変わらない方が都合が
良いと思っていた。

変わってしまったらもう自分の弱さや幼さを
正当化できなくなってしまうから。

誰が何をやっているとか社会の中の
何かや誰かがどうとか、そんなことは
どうでもよかったのだ。

ただ私は

"あなたは正しいよ、大変だね、
頑張ってるね"

そう言ってもらって自分の弱さや幼さを
正当化する自分の行為を間違っていないと
思いたかっただけ。

私は苦しい現実を変えたかったのではなくて
自分の弱さや幼さを正当化したかっただけ。

何か新しいことを始めるのも生きる環境を
変えるのも現実を変えるためじゃなくて
自分の弱さや幼さを正当化するため。

だから新しいことを始めても生きる環境を
変えてみても気付けばいつも通りに周りや
社会の中の何かや誰かを非難するってことを
やっていて

いつもと同じような現実が繰り返される
なんてことになっていたのだ。

人生を変えて幸せになっていくことよりも
自分の弱さや幼さを正当化することを
優先していた自分に気づいた時には本当に
絶望したよ。

現実を変えたいと言ってやりたいことや
好きなこと探しなんてしていたけれど

私がまずやるべきだったことは自分の弱さや
幼さを正当化するための人生終わらせる
ということ。

それは自分が自分の弱さや幼さを正当化
しているってことを認めて

周りや社会の中の何かや誰かを非難すること
でやっていないことをやったり言っていない
ことを言っていったりするということ。


苦しいと思う現実でさえ本音ではその現実の
方が都合が良いと思っているのなら

無意識のうちにも同じ現実が繰り返される
ように動いてしまう。

だからこそ苦しい現実を変えたいと思うの
ならまずは今の現実は自分にとって都合が
悪いのだと心から思えなければならない。

それは何かや誰かのせいにすることをやめて
ちゃんと自分に絶望するからこそできる
こと。

人生って、驚くほどに自分のせいであって、
ということは自分次第で驚くほどに変えて
いけるということだ。

世の中とか社会とかじゃなくて

自分に絶望することができたなら

ちゃんと人生は変わっていくよ。