知識って、ただ頭の中にあるだけで
自分のものにはできていない時

その知識を自分のものにしてうまく
使いこなしている誰かを見ると

自分の方が知識を知っていて分かっている
のだ、と主張してアピールをしたくなる。

その誰かのことが自分と同じものを持って
いる同じフィールドで戦う相手のように
思えるからかな。

相手の方が知識を自分のものにして自分より
先をいっている敵のように見えるから
焦って攻撃したくなるんだと思う。

でも本当は同じような知識を持っている
相手がいたとしても

それは各々が持っている沢山の知識の中に
たまたま同じものがあったというだけの
ことであって

それに同じような知識を持っていても
やっていることやその知識の使い方が
全く同じということはないのだから

立つフィールド被るなんてことはないのだし
だからこそ競争になんてなりようがない。

だからたまたま同じ知識を持っている
相手がいたからって

自分の方が知識を知っていて分かっている
のだ、と主張してアピールをして勝とうと
することは無意味で虚しいだけのこと。


知識を持っているということは
別に偉いことでも凄いことでも何でもない。

でも知識を持っているということに満足して
いたら知識を溜め込むことばかりを意識して

自分に必要のない知識まで溜め込んだりも
して知識に翻弄されてしまうことになる。

だから知識はとにかく実践して
自分のものにしていこう。

実践して知識を自分のものとすることで
自分のフィールドが拡大していくことを
実感していくと

自分と他人が立っているフィールドが
違っているのだということが
よく分かるようになるから

競争意識が芽生えなくなって知識を主張して
アピールしようなんて思わなくなる。

知識はとにかくまずは実践してみて
自分に必要がないと分かった知識は
手放して

自分に必要な知識だと分かった知識は
どんどん自分のものにしていって
自分のフィールドを拡大させていこう。