枠からはみ出ることを恐れなくても
既にはみ出ている。

枠からはみ出ていても
生きていけているのだから

もう枠からはみ出ることを
恐れることなんてないのだ。

恐れようが恐れまいがどうせ既に
枠からはみ出ているのだから

恐れても無駄にエネルギーを消費する
ことになって疲れるだけ。

だからもう恐れることはやめて
枠にキレイに収まろうとすることを
諦めて堂々と生きていこう。


誰かを非難したくなるのはその誰かが
枠からはみ出している自分の一部を
見せてくれているから。

相手を非難するとこで
"自分ははみ出していない"
と主張して安心しようとしているだけ。

でも実際にははみ出していないと
思い込んでいるだけで既にはみ出している。

だからもう自分の全て認めて
受け入れて枠にキレイに収まろうと
することを諦めて堂々と生きていこう。



枠の中にキレイに収まって生きることが
謙虚なことだと思っていたし

その方が安全に生きることができて
愛されて幸せになれると思っていた。

でも実際には謙虚になるどころか
枠からはみ出る他人を見張り非難し
裁くだけの可愛げのない嫌な人間に
なっていた。

私が幸せになるためにやっていると
思っていたことは

全部枠にキレイに収まるために
やっていたことだった。

それは枠からはみ出ている自分の一部を
否定するためのこと。

だからやればやるほどに力を失っていく
ようで疲弊していくだけだった。

行動して新たな何かを身につけて
パワーアップしたはずなのに

何故だか苦しいだけで力を発揮することが
できないというような状態になっていた。

私がまずやるべきだったことは
枠からはみ出ている自分の一部を
認めていくということだったのだ。

自分に合わない枠の中に
収まろうとすることをやめずに
自分探しとか自分の個性や才能探し
なんてしても無駄なだけだった。



どう抗ってもどうせ既に枠からは
はみ出ているのだ。

だからこそ枠にキレイに収まろうと
することは諦めて

素直に本来持ち合わせている力を
発揮して生きていこう。

枠なんてどこにもないわけで
枠からはみ出る他人を非難するのは
枠があると思い込んでいる人。

だからこそたとえ枠からはみ出る
自分の一部を非難されたとしても
気にしなくていい。

その一部は自分の欠点でも問題点でもなくて
ただの自分の一部ってだけのこと。



枠にハマろうとすれば自分の本来の位置に
ハマることができなくなる。

枠にハマろうとしようがしまいが
既に枠からはみ出しているってことには
変わりないんだけれど

枠にハマろうとしたままでは
どうしてもその枠に見合う位置にしか
いけなくなってしまうから。

いつまでも力が発揮されないのは
自分に合わない位置に立っているから。

力はそれに見合った位置に立った時にこそ
発揮されるもの。

だから本来の位置に立っている人達と
比較して自分だけ無力だなんて言って
落ち込む必要はない。

自分の全てを認めて本来の位置に
戻っていけばいいだけなのだ。

もうキレイに枠に収まって愛されようとか
褒められようとすることはやめて

素直に本来の自分の位置に戻って
力を発揮して本当の意味で愛され
幸せになっていこう。