現実って景色のようなもの。

景色は無理矢理変えようとして
コントロールするものではなくて
眺めるもの。

変わる時がくれば勝手に変わっていく。

だから放っておけばいい。

景色って否定してコントロールしようと
すればいつまでも目の前に居座っている。

だからいつまでも現実が変わらない
なんてことになってしまう。

景色をコントロールしたくなるのは
目の前の景色を悪いものだと
思い込んでいるから。

でも本当は景色に良いも悪いもなくて
景色はただの景色だよ。

現実はただの景色だよ。

だからこそ目の前の現実が
どんなものであったとしても

"上の方には青い空と白い雲があって
足元には花が咲いていて目の前には
川が流れていて、、、"

そうやって何のジャッジもせずに
自然の景色を眺めるのと同じように
ただ眺めていよう。

現実を否定してコントロール
しようとすることは

空の色はあの青色じゃ嫌だから変えないと
花の咲き方が気に食わないから変えないと
川の水が流れる音がうるさいから
黙らせないと

なんて言って空の色や花の咲き方や
川の水の音をコントロールしようと
しているようなもの。

無理矢理変えることなんてできない
変える必要もないものを否定して
変えようとするなんて本当に無駄で
虚しいだけのこと。

ジャッジをすればありのままの現実を
見ることができなくなる。

そして頭の中で膨らんでいく妄想の現実が
本物の現実なのだと勘違いすることに
なってしまう。

妄想の現実を見て行動すれば妄想の世界に
溺れていってしまうことになり

いつまで経っても景色が変わらない
なんてことになってしまう。

いつまでも景色が変わらないのは
妄想の世界に溺れて景色をコントロール
しようとしているから。

ジャッジはあくまでも思考の声。

景色をジャッジすれば感情に呑み込まれて
冷静な判断を見失ってしまうだけ。

だから景色を見て"悪い"と叫ぶ
思考の声を黙らせて

冷静になって景色を変えるためのこと
ではなくて今本当にやるべきことを
やっていこう。

今本当にやるべきことは景色の中の
何かや誰かをコントロールしようと
することではない。

思考は景色を変える方法なんて
分かっていないんだよ。


景色と幸せは関係ない。

だからこそどうせ力強くでは変えること
なんてできない景色を変えようとして
苦しみ疲弊するのではなくて

今この瞬間に本当に願っていることを
やって幸せになっていこう。

放っておくべきものは放っておいて
景色じゃなくて自分の人生の方に
集中していこう。