できること・できないこと
持っているもの・持っていないもの
住んでいる場所
やっていること、、、

そんな今の自分に関するあらゆる事実を
良い・悪いのジャッジをすることなく
認めることができたなら

人生で道に迷うことは
なくなってくる。

事実を認めることができていない時って
自らわざわざ人生を複雑なものに
していってしまう。

事実を認めることができていたなら
真っ直ぐに目的地に向かって
進んでいくことができるのに

事実を認めることができていなければ
目的地に向かうこととは関係のない
ことをして道に迷っていってしまう。

どうせいくら否定しても
事実は変わらないのだから

事実を否定して嘘をついたり
自分や誰かや何かを非難したりする
なんてことはやめて

ありのままの事実を認めて
目的地に向かって真っ直ぐに
進んでいこう。


事実はただの事実であって
自分が勝手に良い・悪いの判断を
しているだけ。

だから認めてしまっても何も
困ったことなど起こらない。

だからこそ今の自分に関する事実が
たとえ残念だとしか思えないような
ものであったとしても

カッコつけたり言い訳をしたり
非難や裁きの言葉を並べ立てたりして
事実を誤魔化そうとするのではなくて

"今の自分はこうなんだな"
"今の自分の現実はこうなんだな"

そう言ってただありのままの事実を
認めていこう。

ありのままの事実を認めることができたなら
事実を冷静になって見つめることが
できるようになる。

すると目的地に向かうために
今やるべきことが見えてくる。

ありのままの事実を認めるということは
自分の今の現在地を明らかに
するということ。

今の現在地が明らかになったなら
そこから向かいたい目的地を
定めていくことができるようになる。

目的地を定めることができたなら
あとはそこに向かうために必要なことを
やっていけばいいだけ。

だからこそ今の現在地が良いとか悪いとか
そんなことはどうでもいいのだ。

事実をジャッジして今の現在地が
良いとか悪いなんてことを言っていたら

現在地も目的地も明らかにすることが
できずに道に迷っていくだけ。

変わらないものを変えようとして
苦労して道に迷っていくぐらいなら

変わらないものを認めてしまって
"変わらないものを変えようとする"
という無意味な行為から
自分自身を解放してあげて

真っ直ぐに目的地に向かって
進んでいこう。

そして道に迷って訳の分からない人生を
歩むことからくる苦しみではなくて

目的地に到達することのできた喜びを
味わっていこう。


今のありのままの事実を認めようとすると
自己否定とか意地とかプライドとか
そんな色んなものが邪魔をしてくる
ことがある。

すると事実を認めるという行為が
複雑で難しいもののように思えてくる。

でも本当は複雑なものでも
難しいものでもなくて

"今の事実はこんな感じなのだな"
と言って認める、ただそれだけのこと。

今の事実、今の現在地は
別にどうだっていいじゃない。

どうせそこからどこにでも
向かっていくことができるのだから。

だから今のありのままの事実が
気に食わないとか嫌だとしか
思えないようなものであったとしても
さっさと認めてしまおう。

そして

"気に食わない"とか"嫌だ"

といった感情を味合わなくても済む場所に
向かっていこう。