腹立たしいと思う相手が現れると
つい相手を思い通りにコントロール
したくなる。

相手が自分の気分を
悪くしてきたのだから
相手が変わるべきだし

相手さえ変わってくれなら
再び腹立たしさを感じないで済む
平安な日々を過ごしていくことが
できるようになると思うから。


でも誰だって思い通りにコントロール
されそうになれば反発するもの。

だから他人をコントロールしようと
することは難しいわけで

そんなことを考えていたらいつまでも
腹立たしい相手が存在する景色を
見続けることになる。

でも本当は見える景色を変えるのに
他人を変える必要なんてない。




相手が先に自分に腹立たしさを
感じさせてきたのだから相手が
変わるべきだと思いがちだけれど

本当は自分が一方的に
腹を立てているだけ。

自分が勝手に相手に張り付いて
景色の変化を止めているわけだから

自分が動いて変わっていけば
見える景色は変わっていくもの。



腹を立てたままでもいいから

ムカツク!って叫びながらでも

まずは自分が動いて変わっていこう。


自分が動いて変わっていったなら
相手の見え方が変わりコントロールに
興味がなくなってしまうものだ。

そんな時に限って相手が変わって
しまったりもするんだよね。

それに見える景色が変わったら
頭打ちの状況を打破するための
新たな道が見えてきたり

思わぬ恩恵がもたらされたりも
するものだ。

たとえ相手が思い通りに
変わってくれたとしても

その時に見える景色なんて
つまらない。

大体どんな景色かは
想像できるから。

でも自分が動いて変わっていった時に
見える景色はつまらない景色とは
比べ物にならないほどに素晴らしいものだ。


相手をコントロールするなんていう
もの凄い労力を必要とするようなことを
するよりかは

腹立たしいという感情に打ち勝って
さっさと自分が動いて変わっていき

想像以上に素晴らしい景色を見に行く方が
ずっといいと思うんだよね。