朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
冬もすぐそこまでやってきています~。
多忙な日々が続くと、どうにもこうにも思考優先になります
休みなのですが、なかなか仕事モードがぬけません。
そんな時に皆さんはどうしていますか?
わたしは掃除をしています(笑)。
余計なことを考えずに、ひたすら黙々と片付けをして家がね綺麗になってくると、自然と気持ちもリフレッシュできます。
娘の部屋から懐かしい4年前の小学校で制作したものをまとめた手提げ袋が出てきました。
娘は当時は小学4年生。
まだまだ描く絵も子供っぽさがあり、懐かしいなぁ~とめくっていると、1枚の作品に目が留まりました。
〔まじり合った気持ち〕というタイトルが。
この作品を見た瞬間、4年前って・・・と過去を振り返りました。
私自身が母親の脳の難病介護で心が折れてしまった2017年でした。
難病とは知らずに母の変化に戸惑いを隠せない日々。
不安な日々はやがて自分の心に闇が覆っていきました。
同居していた母のお手伝いをしてくれていた娘はまだ小学4年生。
私が倒れてしまった時は、娘が私の母と一緒にお風呂に入ってくれ着替えを手伝ってくれていました。
娘は一言も弱音を吐きませんでした。
いつもと変わらず笑顔でテレビをみてゲラゲラ笑っていました。そんな姿に頼ってしまっていました
でもね、このアート表現を見たときに、ああ~。娘なりに気をつかってくれていたんだな。娘の心に大きな蓋をさせてしまったなと思いました
青と赤が混ざりあう表現
水彩絵の具にたっぷりと水を染み込ませた
スポンジを色ととにポンポンと叩きながら
滲む表現が自分の気持ちの混じり合いと
重なり、感情を発散させているなぁ~
と読み解いてみたり、
水色は自立〔自分の世界〕 、
紫色は繊細〔デリケート〕、
そう捉えたときに、思春期のはじまりの
表現とも読み解くことができます。
一枚の水色の台紙に貼って、周囲には
曼荼羅の丸で表現する心には
既に自分の心の中の統合された世界と
読み解くこともできる。
ぽけ~っとね、娘の表現と随分と長い時間
考察をしていました。
ごめんよ。心の中でつぶやきました。
〔色は心の言葉〕なんですよね
改めて、言葉に出せない子供の、、、
子供自身も無意識に閉じこめてしまっている
心の声を、アートで読み解き寄り添って
いくことのできる活動をしていきたいな。
そう感じた1日でした