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湊かなえ 著 「告白」の、実写映画。
湊かなえさんのデビュー作にして、本屋大賞受賞作。言わずと知れたベストセラー小冊。
今では300万部を突破するっつう、とんでも作品です。
僕はこの作家先生大好きで。
文庫本になってる作品は全て読んでます。
…大きい本は高いから買わないドケチ
中でもこの「告白」が(たぶん)1番好き。
本屋大賞受賞した直後に告白は読んでいた。
もう15年以上前ですかね?
夏の長期出張の時もなんだか読みたくなって借りてたっけね。この時4回目だと思う、読んだの。
↑当時の日記から
自分の中の決め事の1つに…
漫画でも小説でも、絵や文字で先に読んだ作品の実写化は観ないことにする。
ってのがあります。
アニメは別ね。
アニメは好きだからいいの。
作品を読んで膨らんだイメージは自分だけの物って感じになりますので。
人物の容姿はもちろんのこと、言葉のトーンや表情のひとつひとつまで。特に小説は文字を読んで全てを想像する世界だから、自分の想像の世界観を大事にしたいのです。
作中の背景なんかも大事にしたいのです。
それをぶち壊すのが実写化。
興行収入が第一ですからね。
なんとなくはわかるよ。
原作をそのまま映像化できないことはわかってる。
尺が足りないからカットする場面も沢山ある。それもわかる。
だからこそ?
実写化作品を観ていると、あのシーンをカットするくらいなら、ここのシーンもっと短くやれよ。こんなどーでもいーシーンに尺取り過ぎじゃね?
とか
緻密なストーリーや伏線、人物の心理描写が売りの作品なのに、実写映画を観たら…
えっれー淡々としてんなぁ、おい。
そんなのばかり。
無理に映画の2時間に収めないでさ
連ドラ枠おさえてから実写化しろ
って思う。
約45分12話編成だったら、原作の名シーンをふんだんに盛り込める。
もっと細かく丁寧に原作をなぞっていけるのにね。
むしろ、それくらいやらないと
作家先生に失礼だろ
って思う。
TV業界のことなんてまるで知らんし、興味もないけどさ。そのくらいはやってほしいもんです。
あれ?
ごちゃごちゃ書いてたら
1番書きたかったことを忘れてしまったよ。
なんにせよ
実写化は観ない!
やっぱりここに行き着くのですね
補足
主演の松たか子さんの演技はイメージ通りでした。松さんのとこだけは大満足です。
他の役者は…
どーでもいいかな。
ってのが本心
なぜか急に浮かんだイヤミス
そうか。
映像作品を観終わって感じた
イヤな気持ちになるミステリー
これもイヤミスだったのか。
さすが湊かなえ先生。
脱帽でやんす
…んなわけあるかいっ!