今年もまた
生かされている
私が生まれた春月になる

つくしを見つけて
「あぁ春だ」と
誰しもが思うのかな

子どもの頃は生まれた月が
好きではなかった

何もかもが忙しく
何もかもが我慢で
指示に沿って裏切る事なく
踏ん張っていた

まるで早咲きの花のように

気候に揺らぎ
気温に左右される草花たち
暦通りでなく
今では好きな時に咲いてくる
不思議と見ていて
「あぁそれでいいんだ」 と
勝手に感じて今を生きている

多様性というのかな
世の中の感じ方が
大きくなってくれたような感覚

そんな中でも
厄介かな
頭の中の成長は留まり
いつまでも子どもの思考
いつまでも稚拙な志向がある

ただ
そんな自分が今はとても
好き なのである
様々な縁と感謝で
私は生かされているのだから

とてつもなく自由に
とてつもなく単純に
そして
そこには責任と背中も合わせながら


どんな一年にしようかな
ワクワクした気持ちを持っていきたい