仕事が早く終わりそうだったので、吸血鬼の店に32歳@スト7.0を誘う。
OK。

つくなり携帯をいじり続けている。
すると突然、「やったー!寿司連れてってもらえる!」と喜びだす。

そして乾杯するなり一転、
「今日は聞きたいことがあるの」と地方経済の現状の話になる。

「知り合いが前橋でビル一棟買って事業を始めるんだけどやらないかって誘われてるの。利用されたくないから様子伺ってる。でも面白そうなんだよね。」


…ポカーン(゚◇゚)

普通乾杯の後は
「おつかれ~最近どう?」
がマナーだろ!

以前も感じたが何かコミュニケーションの違和感を感じる。

それは俺に対する態度というよりも間の取り方だったり、リズム感だ。

以前女子高でガリ勉だった様な気がするといえばわかりやすいだろうか。

傷つけぬ様、俺の初体験を笑い話にしてそれとなく聞いてみる。

すると初体験は大学生だという。
やはり。

ここで俺はどうすれぱ相手が楽で楽しいかを考える。

頭が良く弁の立つ娘。
話を聞いていると社会経験も人脈も俺とはだいぶ離れている。

俺が自己開示をし、突っ込まれるというスタイルしかなさそうだ!

会話は盛り上がり、さっきまでいじっていた携帯もすっかり放り出している。

ふと星座を聞いてみた。
占星術トークは俺の好きな分野で、個人を直接的に出さず、オブラートに包みながら本音を聞くことができる。

この選択がバッチリはまった。


どうやら俺と彼氏の考え方がソックリらしい。

そして喧嘩という訳ではないが、彼女は彼の事がよくわからず手を焼いている様。

「もっと信じてくれればいいのに…普通にしてていいのに考えすぎなんだよ。」

やはり魚座ほど献身的なタイプはいない。瞳がわずかに潤みだした。  


22:00~
日本酒を飲みに行こうともう一件誘うも明日の仕事が大事との事であっさりNG。

水曜日から一週間、タイのお祭りに行くそう。英語が喋れるってうらやましい! 

政治家や弁護士も知り合いにいるとの事だが、正直俺にはよくわからない。

年下の男と飲むこと自体少ないんだろうな。

握手をし、別れた。
華奢な冷たい手だった。



別れた後

「考えすぎなんだなって言いながら考えてるよ。楽しかった。」

「 木を見て森を見ず…ってとこですかね。
まず必要なのは、ぶれない自我確立じゃない?
シンプルに、自分がどうしたいか、どうありたいか。
それは、我が儘でも、自己中的なものではなく、芯ね。
そうでないと、優しさや思いやりも、うわべだけのものになるから。 」

「痛いし染みるよ。ありがとう。」

「いや…自分自身にもゆってたの笑 がんばりまひょ☆」 


前回感じた通り、物事をシンプルに考えようと向き合っている娘だった。




Android携帯からの投稿
恋の終わりはあっけないほど余韻を残し、美化される。

ナンパ史上忘れられぬ女がいる。

目の前がキラキラするほどの恋をし
たのは何年ぶりだろう? 

彼女には彼氏がいた。


携帯を落とし、連絡先をなくしてしまった。何度も記憶を辿り、メールを送るが送信エラー。

メアドを変えてしまったのだろう。



すると夏頃にlineに登場した!
久々に胸が高鳴った。

少しのやりとりの後、飲もうと打診して返事は途絶えた。

彼女が出来た事も伝えた。
これで良かったんだと自分も納得した。




今月、旅行に行ったのでふと思いたち綺麗な海の写真を送った。
やはり返事はない。もう止めよう。


10日後、「なんで自分に連絡くれるんですかあ?」と返事が来た。

こんなやる気のない連絡でもやはり嬉しい自分がいる。 

そして俺は彼女のTwitterを発見する。彼と1ヶ月近く会ってない上に、彼には他の女の影。

必死に送っていたメールアドレスは「l」が「1」になっていたという違いだけであった。


そういう事か…



この2年あまり、たくさんの事に慣れすぎた。

愛することはあっても、
恋をすることは、あるのだろうか。


「鉄の月」 by BLANKEY JET CITY

きれいな眼をした女の人が
僕の目の前で風に吹かれてる

そでなしのシャツに白くて細い腕
真っ黒な髪を風になびかせて

その白い顔に触れてみたいけど
僕の手はとてもけがれているから

きれいな眼をしたあなたでさえも
はかない季節の太陽に見える












Android携帯からの投稿
ナンパに於いて心の距離を埋め、一気に自分のフィールドに持ち込んでしまうことを「転換」と呼ぶ。

似たようなニュアンスでピックアップ用語の「ネグ」があるが、ネグは相手が自分に多少の興味を持っていないと成立しない。

オープン(声かけ)の時点で、ネグを使っても意味がないが転換を使えば一気に形成逆転できる。
転換は反論の仕様をなくし、自分が選択したと思わせるテクニックです。

ex)
「時間がないんです」
「俺も時間がなくてあと30分しか居られないんだ。一杯だけいこう」

「他にも可愛い娘いますよ」
「そんなの関係ないよ。俺がいいと思っただけ。」

「…(ガンシカ)」
(通行人がチラチラみている)
「こうやって見られながら声かけてるのってすごく楽しいよ。男に生まれて良かった。」

「本当に無理なんで」
「わかった。ありがとう。無理なら連絡しなくていいから番号だけ教えるね(強制ブーメラン)○○って登録しといて(これでLINEには名前が出る)」


「明日も仕事なんで」
「俺もそうだよ。ただ今日仕事ですごく凹んだことあって。乾杯だけしよう。」 

「ゴメンナサイ」
「大丈夫。1000円くらいはあるでしょ?(行く前提へのすり替え)」

詭弁術というのかもしれないすり替え。これが出来ると一気に要求を飲んでくれる確率が高まる。

しかし、人間相手。
少しでも感情の先読みをし、先手を打った上での真っすぐな言葉が心を揺さぶるのだ。

そして相手が納得したかどうか確認は必要ない。見切り発車で誘いたい方向に歩いていこう。主導権を取られてしまった女の子はついて来ざるを得ないからだ。


Android携帯からの投稿