バンコクの空港に着いて
大抵はタクシーに乗りバンコク市街に向かうのだが
悪いタクシーに当たると
これが疲れるしビビる。
まず、配車用紙を受け取り
用紙に書いてある番号のレーンに行きそのタクシーに交渉する。
その辺からバンコク市街に行く苦労がはじまるのだ。
1.メーターで行きたがらない。
言い値で行ってくる。じゃ、おまえのタクシー乗らんわ!
と言うとすんなりメーター倒す。初めからせぇ!
2.こっちが持っている配車用紙を横取りしようとする。
用紙にはそのタクシーのナンバーが入っていて苦情があって
出されると大変らしい。
3.身の危険を感じるほど、おしっこが出ちゃうほどのスピードで走る。
微笑みの国のタイ人も車に乗ったらナイトライダーに変身。
4.身の危険、脱糞しちゃうほど、渋滞になると3車線が4車線
4車線が5車線と勝手に前にはいる。
1車線と2車線の車の間が開いているとその間に割り込むから
自動的に車線がふえるのである。
5. 渋滞中、左車線に行きたいときはなんでもいいから車の頭を入れる。
(反対もあり)
頭を入れた隙間に無理やり入れるためその線はもっと渋滞するし
となり車線を勢いよく走ってくる車の前に横っ腹無理やり突っ込まれると
助手席の僕はいちいち足に力を入れるから足がつりそうになる。
というかそのうち死ぬ!
3~5は本能的に「死ぬゾ!俺!もう死ぬゾ!」状態になる。
ということでパリバールファミリーの実践編なのである。
まず、メーターの交渉と思いきや「紙よこせ!」から入ってきやがった!
「だめだめ!やらん!」
でもなんか雰囲気が変だぞ?????
ドライバーの顔になんともやるせなさが。
ただ、ナンバーが自分なのか確認したかっただけだったようで
なにか気まずさが僕にできてしまったが
気を取り直して僕は助手席、家族は後ろに乗り込む。
バンコク市街にスタート
「さっきはすまんかった!」とドライバーに話かけたが
さっきの行動がショックだったのか
がっかりしたように頭も肩もふさぎこんでいるのである。
何を話しかけても耳もかさない。
「やばいなぁ・・・・・・むちゃくちゃ飛ばしだしたらどうしよう・・・・・」
インターを抜け高速道路へ・・・・・
すさまじくゆっくりなのである。
?
せっかく高速に乗ったのにもっとスピード出そうゼ!
前もまだスカスカじゃないか
あいかわらずドライバーはショックを隠さないのである。
そのうちバンコク名物、交通渋滞にはまりだした。
さぁー、右だ!左だ!と車線関係なく割り込むとと思えば
ちゃんと車線をまもりちっとも進みもしない。
もうー!みぎ!今みぎ行けたでしょ!と言いたかったが
あいかわらず彼のショック度合が半端じゃなかったようだ。
バンコクのドライバーに数々の文句はあれど
こんないたたまれない気持ちでタクシーに乗っていたのは
長い旅行人生はじめてである・・・・・・。
あ~あ、気まずくバンコク旅行のはじまりであったのである まる。