このドラマが放送されたのは、バブル経済の崩壊直後、と言っても良さそうな1994年。

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私は、この制作者たちは、それと無~く、当時にも存在していた所得の階層についても、伝えたかったのかも知れない、と今、思うのです。


話を、ドラマにもどしましょう。
井森美幸さん扮する妹が、たどり着いた職場は、住み込みで働けるところでした。
それはつまり、社会的、または経済的に困窮した弱者を、受け入れる環境が用意された職場であり、そうした人たちが集まって来るところでも有った、と言う事になります。
そして、彼女をイジメるおばさんたちは、
そのセリフから、自分達は住む家は有るのでしょうが、
職場環境から見て、弱者に準じる人たち、と見受けられます。
おばさんたちの年齢から見ても、
彼女たちを、他で雇ってくれる場所は、もはや無かったろうし、
だからこそ、自分達の立ち位置を守ろうと、必死になる。
従って、異質な人間をも排除しようとする。
(得体の知れない人間への恐怖感から。)
そして、日頃のうっぷんも重なって、自分達よりも、弱い立場の人をイジメる…。
その様(さま)は、
これまで私がお話した、介護の現場を底辺から支えて来た女性たちの姿と、とても似ているように思えてなりません。


同時に、そのおばさんたちのやっている事は、
何て悲しいことでしょうね。
と、思う私。
(
ドラマの話ですが。
)
…しかし。
私はようやく長年、
無性に忘れられないでいた、
地味なドラマの、(おっと失礼
)
本筋とは離れた、一つのシーンの引っ掛かりが、
何だかやっと、解けた気がしました。


因みに、このドラマの続き話は…


井森美幸さん扮する妹が、辛さに耐え切れず、
(陣内孝則さん扮する)お兄ちゃんに、
「お兄ちゃん、助けて
」
と、泣きついて救ってもらいます。
そして最終回では、自分を捨てた恋人(鶴見辰吾さん)と、寄りを戻すのでした。


いやはや、
良かった。良かった。


