とうとう開店して十年目の、2009年の夏に、私たちは店を閉める決意をしました。笑い泣き



とにかく見えない重石から解放されたい。ショック



楽になりたい。えーんえーん



思いはそれだけ。


限界でした…。ガーンガーンガーン



悔いも有りません。



「もう、これ以上、私は頑張れないし、真面目によく学ぶ娘の為にも、今後の生活を考えて行こうよ」お母さん



そう気力が萎えた私が夫へ切り出すと、彼は無言でうなずきました。お父さん



結局、夫は自分から店をやりたい、と言いだしたのに、最初だけ動いたものの、以降は最後まで私任せでした。ショボーン



その年の秋に、二人で弁護士のもとへ債務整理の相談に行き、様々な手続きを経て、夫は自己破産者となったのです。



振り返って見ると、やはり不景気な時代での独立は、私たち夫婦にとってはあまりにも無理が有りすぎて、危険極まりなかったです。うずまきうずまき



景気の良い時代では、店が努力せずとも自然に儲かったと聞いた事も有りますが、私からいわせれば、そんな時代のほうが、異常と思えてなりません。!!!



また、しょせん、豊富な資金力の有る競合店には、到底、かなわないもの。コインたち札束



こうした商売の感覚を養うには、理論ばかりでなく、挑戦し、肌で感じなければ分からないと思います。上差し


が、


分かったところで、時、すでに遅し。ガーン



もはや、破産しか無かったのでした。笑い泣き



…ええ、もう世間に対しては、恥も外聞も無かったですね…。上差し



ただひたすら、



「私たちを、笑わば笑え!

 

的な、恥をかく勇気を持つのみ、でした。(笑)



勇気」なんて言うと、格好良く感じますが、いやいや…裏を返せば、それはただの「居直り」口笛口笛口笛



そう。



この「居直り」こそ、私の夫の得意分野ですっ!!!



(笑)



しかし一方で、



その夫との閉店のやりとりの中で、



私は夫婦の終わりも実感したのです。